レジェンド 狂気の美学のレビュー・感想・評価
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トム・ハーディの演技には圧倒されすぎて終始驚きっぱなしだった。作品...
トム・ハーディの演技には圧倒されすぎて終始驚きっぱなしだった。作品自体は少し難しくて、時間が経ってから見たらもっと面白いと思った。
脇役が…ギャングスター#1じゃないすか
スルメ系変則ブロマンス。でも女も置き去りではない。繰り返し観たいので録画はしばらく消せないなぁ。
そして脇役。
ポール・マクギガンのギャングスターナンバーワン達ではないですか。
ペイン=デヴィッド・シューリスが若き暗黒界の帝王で、
擬似法廷で裁判官のヅラ被りな西ロンドンのボス=ポール・ベタニーが上記のデヴィッシューに憧れ高じてキレにキレてゆく名無しのギャングスターを演じる
ギャングスターナンバーワンという映画があり、そちらはレジェンドと比べるとややサイコ寄りでカルト風味で違ったねじれのある片思い系ブロマンスです。
機会があれば是非。
トムハーディかっこいい〜
マフィアのトムハーディ本当かっこいい
双子、
ゲイのブタのほうも
狂っててかっこいい
もう1人はクールでモテモテで、
頭もいい、商売もうまい
でも、やっぱり
狂ってる
2人とも、狂いまくり
まともそうなほうが
やばかったりする
実話を美化してるかもしれない
でも、いいの、映画だから
かっこよくておもしろければいい
60年代ロンドンエーストエンドを牛耳ったクレイ兄弟
運転手のフランクを迎えに行く最初のくだりがいい。
一人2役の合成がよく出てきている。ロニーとレジーは容姿も性格も異なるので大変だったろうなと思うが、声色はまんま含み綿のせいじゃないのか。
実録モノというより兄弟の関係性を描く感じで2時間12分はちょっと長い。兄弟喧嘩がコメディチック。
R15+ながらエロなしグロもそんなにない。
レジーの側近は皆細身で凄味あり
ロニーのそばに最後までくっついてる タロン・エガートンがうざい
60年代の雰囲気はあるが映画の作りも60年代のアメリカ映画っぽい。
金槌とメリケンサックの喧嘩!
トムハーディが凄い。
とにかくトムハーディが凄かった。
単に一人二役と言うのではなく、キャラクターはもちろん、体格、髪型、歯並び、喋り方や声色まで全部違う別人だった。
変な話トムハーディがスゴ過ぎて物語が入って来ないほどの出来栄えだった。
後半キャラクターが入れ替わったかのような構成も面白かったし音楽も良かった。
最初の兄弟二人のアクションシーンがめちゃくちゃ格好良くて、もっとアクションシーンが見たかったが、実際のギャングは暴力になる前脅してケリを付けるものなのかな。
ギャング映画ベスト5に入る作品だったと思う。
ギャングに正義感を求めるだけムダ。
双子だが、対照的な性格の双子のギャングの親分、クレイ兄弟。恋日で妻になったフランシスは、真っ当な人生を歩んでほしいと願ったが、足を洗わない限り夢物語。対照的な双子の性格も描くがもとの凶暴性は、同じだと知る。
まさか双子が1人2役の同一人物だとは、レビューを見るまで気づかないほど、顔つきや話し方以上に体格、見た目が違っていた。
ヤクザ映画というと、血みどろ拷問ドロドロとした人間関係、仲間であっても腹の底では、信用ならない下克上で狡猾と非道さ、周りからは、腫れ物扱いで嫌煙されるイメージである。
だが映画の冒頭は、双子の片割れのレジーが尾行する刑事に紅茶のか差し入れを朝の挨拶をし、寝坊した運転手を歩きで迎えに行く途中で、複数のご近所さんから親しげに挨拶を交わしていて、ギャングの親分のイメージをぶち壊す。
その代わり統合失調症で刑務所→精神病棟から出所した弟のロンが凶悪なギャングの狂気を担うように思えた。
レジーがセレブ相手のクラブやカジノ経営をする親しみやすいインテリヤクザなら片割れの弟のロンがビジネス引っ掻き回しぶち壊すが、異常な言動や殺人もなんとも思わない凶悪さから、人から恐れられるクレイ兄弟のブランディングを確立した。
部下の妹フランシスと恋に落ちたが、フランシスは、レジーに真っ当な道を歩んで欲しかった。
レジーの人柄か、結婚後は、家族を大切にするイタリアのマフィアのようになるかと思った。
だけどラブラブな新婚生活と程遠く、レジーは、嫁をよく思わない義実家にフランシスを残しビジネスに没頭するあまり、フランシスを放置。フランシは、精神安定の薬物依存に陥る。
朝帰りをしたレジーが、青白い顔で病的に思いつめて待っていた妻に気づいても何も言葉をかけず素通りするシーンは、冒頭の「朗らかで愛と思い遣りのあるレジーは、どこーーΣ( Д ) ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙」と。
殺人を犯したロンを許せないフランシスは、ロンを刑務所に送るべきという助言をする。
だがその言葉は、今まで家族愛の名目のため我慢や尻拭いをしてきたレジーには、許せなく、逆にフランシスを疎み、暴力を振るうようになる。
出ていったフランシスに復縁をするレジーだが、フランシスの兄への脅すような態度や、少し高圧的な物言いから、本当に人柄が変わってしまったか、弟の反面教師で隠されてきたレジーの抑圧された本性が出てきたのかとすら思った。
「人は、運命を選べない。神は私たちに人生を押し付ける。私たちに許されるのは、生きるか死ぬかの選択だけ。私は解放され神に許されたのだ」
フランシスは、薬物自殺者をする。
クレイ兄弟がロンドン市民から恐れらているのと同様にフランシスもレジーから逃げられないと生きることを諦めてしまった。
「甘やかしてくれる友だち」の精神安定は、ロンが渡していたものだった。
ロンの差金で鼻につく金庫番の部下を殺すように部下のに手を回すが、失敗し、金庫番の部下が身の安全を求め警察に保護されてしまう。
妻を失い、組織の解体に追い込まれ、自暴自棄になり殺人に失敗した部下を滅多刺しにして殺してしまうが、ロンの耳元で「おまえの身代わりだよ」と囁いた時は、背筋が寒くなった。
兄弟愛とは、何か。
ロンが殺人を犯しても
ロンに優しくする母親は、「片割れでしょ」と言い暗に揉み消すように命令するが、家庭環境そのものが善悪や倫理感を吹っ飛ばしている。
実家の台所のシンクに、クラブからの集金や無記名債権の換金で金の山のをつくり、仲間と共に喜びを分かちあっている母親も、悪党なのだろう。
クレイ兄弟が経営するセレブや悪党が集うクラブのシーンで
「貴族と罪人には共通点がある。彼らはわがままで飽き性で、ろくに働きもせず金を欲しがる。ひいては中産階級の規律や倫理観は無視して己の欲に従い、人生のルーレットを回すのだ」
フランシスが望んでいたレジーの真っ当な人生を歩む道は、シャボンの泡のようだ。
規律や倫理観を無視してきて、貧しいなか這い上がり名声を手に入れた。
兄弟の面に出る性格が対照的だったが、歪んだ家庭環境のもと育てば善悪、倫理観、正義感なんて育ちようがなく、脅して人から奪う生活から抜けられない。
家族愛があれば隣人愛も育ちそうだが、家族愛が強すぎると盲目になってしまうのか。
貴族と罪人には共通点がある。
映画「レジェンド 狂気の美学」
(ブライアン・ヘルゲランド監督)から。
1960年代のロンドンが舞台のこの作品でありながら、
今でも、通じるところがあるなぁ、とメモしたのは、
主人公のひとりが「有名人が気に入る店は成功する」とばかり
「ナイトクラブ」を経営するシーン。
「貴族と罪人には共通点がある。彼らはわがままで飽き性で・・
ろくに働きもせず金を欲しがる。
ひいては中産階級の規律や倫理観は無視して・・
己の欲に従い、人生のルーレットを回すのだ」と。
金持ちと犯罪者は、紙一重だとも言えるこの例えは面白かった。
自分の常識が社会の常識とかけ離れていてもお構いなし、
違うところは、お金持ちはルーレットで負けても平常心だが、
罪人は行き場をなくし、犯罪に手を染めるしかなくなること。
この「狂気」とも思える行動こそ、貧富の差が激しい今日、
予想もつかない行動が大きな事件を起こす要因となっている。
ところで、主人公となっている「ギャング」のクレオ兄弟、
実在していたことに驚く。(「ギャング」は死語?)
しかし、もっと驚いたことは、まだ50年ほど前の話であり、
フィクションではなく、ノンフィクションであったこと。
いや、裏の世界、闇の世界は、今でもあるんだろうなぁ。
ブラザーズクレイ
泣く子もだまるクレイ兄弟の怖い感じがなくて、全然狂ってないのが残念だけれど、ロニーの分厚い唇面構えとぶっといスーツ姿と指にジャラジャラつけたゴールドのリングにやられる。
ロナルドクレイといい、ブロンソンといい、トムはイギリスの犯罪者を歴演。
ロニーは実際結構似てる。
なんだか、ラファエルセバーグのスーツ姿を思い出した。
監督はイーストウッドのブラッドワークの脚本の人らしい。
トム・ハーディ映画。
特に山場があるわけでもなく、
そんなに面白くもない…。
けど、トム・ハーディの1人二役の演技に呑まれて最後まで観れちゃいました。
完全にトム・ハーディを魅せる為の作品になっています。
『レモニー・スニケットの世にも不幸な物語』であんなにも可愛かった
エミリー・ブラウニングが結構小汚いおばちゃんっぽく大人になってて悲しみが…。
終盤シーンでたくさんの人の前で殺人を犯す兄のレジー。
イカレた弟のロンに対し「お前は殺せないからな!!」と憤りを見せるシーンに凄味がありました。
兄弟の縁や業の深さって、どちらかというとアジア圏の方に色濃く見られる文化?みたいなものだと思ってました。
クレイ兄弟は何でこんなに血縁に縛られているんだろう?ちょっとクセのある母親に一因はありそうですが。
それにしても、こんなにも狂気を表に出すタイプと内に秘めるタイプで綺麗に分かれるって、面白いね。
期待以上
期待しなかっただけにそう感じたのかもしれない、トム・ハーディとても1人で演じているとは思えない迫力ある二役の演技力凄いね、ストーリーも実話だからかリアリティがあり面白かった、見応えがあった。
出来ればあのフランシスにはあの結末は悲し過ぎるから違う方向に展開して欲しかったが、、、この手の作品はだいたいこんな感じで終わる、いろいろ考えさせられるから面白い。
トムハーディに尽きる
決して面白いわけではない
次の展開に胸を踊らせる類の映画でもない
でも観れる
そんな映画
実在したロンドンの兄弟ギャングの成り上がりと顛末を描いたもの
1960年代が舞台ということで、ちょっと個人的には苦手な空気感…
兄弟ギャングを演じるのはトムハーディ1人
1人2役、見事に演じ分けてたと思う
知的で内なる狂気を秘めたレジー
狂気と本能のままのロン
仕草や歩き方、声のトーンまで見事に別人
内容云々ではなく、トムハーディに尽きる映画だった。
トム・ハーディは良かったが...
ブライアン・ヘルゲランドの脚本に期待して観たのだが、完全にトム・ハーディの芝居に食われた脚本。ヘルゲランドが意図してトム・ハーディのリミッターを外した演出なのだろうが、ひとり二役の面白さがたちすぎて、定番のギャング成長ヒストリーの域をでず、物語的には普通な感じにとどまったように思う。ヘルゲランドなだけに、もう少しお話に「旨味」が欲しかった。
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