「監督の思い入れ。」パワーレンジャー mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
監督の思い入れ。
日本の戦隊モノは、実はあまり馴染みがない。スタートの「ゴレンジャー」こそ少しは観たが、全然知らないに等しい。
ディーン・イズラライト監督が、本作に対して思い入れがあるように見えた。
学校では補習クラスにいるような、いわゆる落ちこぼれたちが、何かに導かれるようにして、レンジャーとしての訓練を受けることになる。
世間の評判では良いということになっている「スパイダーマン ホームカミング」同様、ティーンエイジャーが主人公ということで比べてしまうことになるが、本作のほうが映画として出来がいいと思う。
しかも、ジョン・ワッツよりもディーン・イズラライトのほうが若い、となると、やはり映画に対してどう対峙しているかという姿勢の問題になる。
エリザベス・バンクスは「ハンガー・ゲーム」といい本作といい、素顔がわからない役が続くが、おそらく本人が好きでやっているのだろう。でも、そろそろちゃんと顔が見たい。
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