「ジンワリ感動」バースデーカード マシューさんの映画レビュー(感想・評価)
ジンワリ感動
20歳までの誕生日ごとに亡くなった母から贈られるバースデーカードを通して描かれる娘の成長物語。(息子のバースデーカードはどうなってたんだろう?)
物語は実に淡々と進み、娘もごく普通の成長を遂げる。
「アタック25」も優勝しないし。
(東宝だったら、何か無理矢理に山場のシーンを作ったと思うけど…)
でも、なんだかジワーという感動を覚えた。
その辺は、宮﨑あおいさんの存在感なのかなぁ。
父と息子のコミカルなシーンや、母の故郷・小豆島のエピソードも、良いアクセントになったと思う。(でも、木村多江さんの使い方はちょっと勿体なかったかも)
出来れば、最後のベールを被せるシーンでは、母親が実際に結婚式場に現れたようなファンタジーにして欲しかった。
死んでも子供たちの成長を見守っていたという意味で…。
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