「満足できてる?」バースデーカード くりさんの映画レビュー(感想・評価)
満足できてる?
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ママは希望どおりの人生おくれてる?
子供は時に残酷なほど真っ直ぐな言葉を
投げかけてきて大人のガードをぶち破ります。
10年後の手紙で気持ちを知るまでに、
紀子も成長が必要でした。
自分の人生をみかえせば、
現実の世界では、タイミングも方法も
ぐちゃぐちゃで後から後悔ばかりなので
時間を超越した本編のやりとりに、
憧れを感じます。
ひとつひとつのエピソードや言葉が
自分の琴線に触れるものが多くて
知らぬまに画面が雲ってました。
だけど、見終わった後の前向きな感じはなんだろう。一年間で数回しか経験できない空気感。
好きな場面です。
①結婚する紀子への手紙
「本当に困ったときには、頼りなさい。世界中を敵にしてもあなたのことを守ってくれる。。。」
短い言葉で父親の存在価値を表現しているなと。
②落ち込む紀子への励まし
「大丈夫あなたならきっとでける。きっとうまくいくよ。」
子供時代にこの魔法をかけてもらった子はしあわせ。
③20歳の紀子への手紙
自分の人生は決して思い通りではなかった~~(劇場にて)
これかなやっぱり、見栄をはらず、自然体で自分が生きた証を語る姿が想像できて心にのこりました。
追伸
パンフレットに劇場で紹介された手紙の全文載ってます。
いいなぁ。
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2016年10月25日
くり様
あまり考えずに試写会に行き、傑作に出会いました。
優しい映画でした。
ラストの伏線の回収…
もう、たまらず。号泣でした。
余命半年系でも、明るい前向きな気持ちになれる映画もあるのですね。