「逃れられぬ掟」ジョン・ウィック チャプター2 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
逃れられぬ掟
ジョン・ウィック・シリーズ第2作。
DVDで鑑賞(吹替)。
冒頭から超絶アクションの乱れ撃ちで、「いきなり飛ばすじゃないか!」と早くもテンションが最高潮に。そう云えばまだ愛車を取り戻していなかったなと思いきや、取り戻したかった本当の理由に亡くなった妻への愛が溢れていてホロリ。ほんとにいいヤツだよなぁ、ジョン・ウィックって。
前作で狙う側だった彼は、本作では狙われる側に。
ジョン・ウィックの命を狙う世界中の殺し屋たち。超絶スキルを持つ者同士の戦いはまさに必見で、誰が敵で誰が味方なのか分からない状況を潜り抜けるスリルが圧巻の一言。
地下空間でのテレビゲームみたいな戦闘や、「燃えよドラゴン」を彷彿とさせる鏡の部屋での激闘など、見せ場が盛りだくさん。華麗なアクションはもはや円熟の域でした。
殺し屋の間で交わされ、破れば命を差し出さねばならない血の契約。世界中のマフィアや殺し屋を束ねる主席連合。…
殺し屋の世界観がスケールアップし、ユニバース化するにはもってこいの設定が次から次へと登場したのもアツい!
果たしてジョンに安らぎは訪れるのか?
アクションもスケールも大幅にパワーアップし、「これぞ続編だ!」と声を大にして言える出来映えに大満足でした。
続編で失速してしまうシリーズ物が多い中、久しぶりに前作を越える2作目に出会えました。心の底から感無量です。
[余談1]
シリーズのレギュラーになりそうな新キャラとして、ローレンス・フィッシュバーンが参戦。ジョンと並んだ姿はまさにネオとモーフィアスでした。最高かよ!
[余談2]
2019年には第3作が公開予定とのこと。今度はどんな戦いがジョンを待ち受けているのでしょうか。きっと壮絶極まりないんでしょうねぇ…。今から楽しみです!
[以降の鑑賞記録]
2024/01/30:Netflix(吹替)
※修正(2024/01/30)