あなたの旅立ち、綴りますのレビュー・感想・評価
全47件中、21~40件目を表示
ハッとする名言がいっぱい。
嫌われ者の老婦人が若手女性記者に”死ぬ前に訃報記事を書いて”と無茶をお願いする話。
良い意味で予告編を裏切って”過去”より”今、未来”のお話でした。
メインかと思ってた訃報記事を書くことはいつのまにか重要ではなくなります。
ハリエットの新たな人生をアンが一緒に過ごす様子が、コメディ/音楽映画/ロードムービーなど色んな要素で素敵に描かれる。
そして結びは見事に話をひとつの円にする。ラストシーンには思わず映画館で拍手しそうになりました。
ハリエットもアンも適度に汚い言葉使いなのが良いです。子気味良いスラング。F◯ck Bomb!
役者の演技は見事。不満とハッピーの退避をわかりやすく表情に出してる。考察したくなる複雑な表情でなくわかりやすく感情を表現。それが見てて気持ちよかったです。
ラジオDJのシーンがいくつかあるのですがコレが見事。選曲、曲順を考えてリスナーに届けるのがDJってのを素敵に描いてる。そこらへんの音楽映画以上に音楽映画。
ラジオDJもクラブDJもDJってこういうことだよなってハッとしました。
超イラつく老婦人がメインの登場人物でありながら、見ているときも見終わったときも心が洗われる気持ちよさがあります。ハッとする名言がいっぱい。
シンプルに感動できる。メッセージも受け取れる。見ていて気持ちいい。
あんまり話題になってないけど傑作でした!
自分史上最高の5.0!!
『劇場映画三昧デー』1作目✨
休日の早朝から普段の仕事と同じように早起きして、"大の苦手"である新宿へ。
8:00〜の上映しかなかったけど、来た価値は十二分にあった。というか、朝から自分のオールタイムベストになってしまった(´⊙ω⊙`)
嫌われ者のハリエットと訃報ライターと賢い少女に友情が芽生える物語。と、思って観ていたけど、実際にはハリエットが経験することのできなかった娘と孫との時間を最後の最期で心通わせた人たちと経験することのできる家族物語。
心に残るセリフがいっぱいありすぎてヤバい(←いい歳して久しぶりにこの言葉使った^^;)🌀
ブレンダの
God made you on earth to be sonething. (だったかな?まぁ、ニュアンスはそんな感じで)
とか、
ハリエットの
You don’t make mistakes, mistakes make you.
とか
Good morning とかnice day ぢゃなくmeaningful であり、spend the day that matters
とか本当に素晴らしい❤ ❤ ❤
これからの人生で何度も繰り返し観たいと思えた映画。映像配信サービス崇拝のため普段は買わないBlu-rayの購入が確定しました♬
いいセリフがたくさん
お婆ちゃんの生き様がカッコいい映画です。
元気が無い時に見返したい、良い作品でした。
心に残ったセリフを書き留めておきます。
原文で振り返るとさらに味わいが増す気がします。
Don’t Have a nice day.
Have a day that’s true.
Have a day that means something.
良い一日を過ごさないで。
本物の一日を過ごして。
意味のある一日を過ごして。
Mistakes make you.
失敗があなたをつくる。
Fail spectacularly.
When you fail, you learn.
When you fail, you live.
思いきり失敗しなさい。
失敗してこそ学べる。
失敗してこそ人生。
※私訳です
失敗を恐れるな
「失敗を恐れるな」もし、成功者からこの言葉をかけられても、いやいやあなたは上手くいったからそう言うんでしょう?と受け入れることができないかもしれない。でも、この映画でハリエット(シャーリー・マクリーン)が、アン(アマンダ・セルフライド)に言うとき、とめどなく涙があふれた。その言葉には、愛があり、後悔があり、自信があり、友情があるからだ。
年齢も境遇も何から何まで違うハリエット、アン、ブレンダの三人の心の通い合う姿がとても愛おしく、羨ましく思えた。当然、人にはいつか命尽きる時があるのだが、その時に、自分をよく知る友人に囲まれながら和やかに死んでいくことの、なんと美しいことか。とにかく役者がみな素晴らしかった。
学生が観た感想
1日をだらだら過ごしていた今までの人生に喝を入れられた気がしました。
どんなに強い人でも時には、弱いところを見せられる人がいなくては、いけないんだということも学べました。
とてもよかったです
訃報記事はウソばかり?
#シネスイッチ銀座 で鑑賞
日本では、
誰々の葬儀はいついつ
という記事がありましたよね。
今はたぶん無い?
誰それはどんな人でした。
なんて記事はそれこそ歴史上の人物だけの話。
自分の訃報記事が知りたいから、
生きてるうちに書いてくれ!
…そんな無茶な(笑)
でもだから、
自分がどう思われてるのか、
どんな生き方をしてきたのか、
このまま死んでもいいのか……。
葬儀に参列された人で
その人の生き様が判る
といいますが、
いろいろな場面でそう思います。
せめて、死んだあとに
良い人だったと言われなくてもいい、
そんな人いたね程度の生き方をしたいものです。
年の離れた友人物語
偏屈お婆ちゃんに振り回されっぱなし。
しかしながら突然DJ始めるのは格好良い。
人は好きなものを語るときは良い顔になるものだなぁと。
(当然演技ではあるが)
アマンダセイフライドはくるくる表情変わる役が上手いと改めて感じた。
頑固ババアの良き人生
81歳でDJはすごい! 曲も良かった!
長生きの秘訣は、意欲と好奇心旺盛なことだと実感!憧れの人生の映画です!
また、行ってしまいました!シネスイッチ銀座の金曜日レディースデイ950円は観る価値あり!映画館の雰囲気が良く、上映映画に外れが無いです!
生き方は微妙だけど生き様は立派!
タイトルや予告編からある程度のストーリーの展開は予想できましたが充実感のある映画です。
ビジネスで成功を収めたハリエット。
しかし、彼女をよく思わない人は多かった。
本当はハリエット自身も自分が「嫌われ者」っていうのを薄々感じていたのかもしれないと思いました。
そんな「嫌われ者」というフィルターがあるからなのか、彼女の生き様が垣間見える言葉が逆に心に突き刺さります。
明日使ってみたくなる名言ばかり。
ハリエットの正義は間違いが多いかもしれません。
しかし、彼女の流儀は周りの人を惹きつける何かがあると思いました。
それとラジオっ子の自分としてはラジオの魅力が散りばめられててとても嬉しい気持ちになりました。
いい映画というより意味のある映画でした笑
最期の言葉
アマンダ・セイフライドはミュージカル映画「レ・ミゼラブル」でとても上手な歌を披露しているのを見たのが最初だった。その後ラッセル・クロウとダブル主演した「Father and Daughter」でセックス依存症のカウンセラーという複雑な役を演じきり、和解と再生の物語を積み上げたのを見て、繊細な内面を表現できる、ハリウッドでは稀有の女優だと高く評価していた。
本作品でもその多彩な演技力を遺憾なく発揮して、若手の物書きならさもあらんというリアリティに溢れた等身大の若い女性を演じる一方、我儘な老女を理解しようと努力する芯の強さも表現した。この強さがなければ、押しが強くて一方的な老女に潰されてしまい、作品が成立しなかっただろう。二人の間のダイナミズムがテンポよくストーリーを進めていくので気分よく鑑賞できる。
シャーリー・マクレーンは往年の大女優というイメージが強かったが、歳を取っても現役バリバリの名女優である。自尊心と茶目っ気に溢れる困ったお婆さんを、憎めないように演じているのがなんとも素晴らしい。
二人の女優のいずれもがこの作品に並々ならぬ愛情を注いでいることは、エグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねていることでも明らかだ。
「あなたの旅立ち、綴ります」という邦題がややピント外れ。直訳の「最期の言葉」でよかったのではないか。まあ、それはそれとして、制作者と出演者の思い入れのあるいい作品である。
Shirley MacLaine is the best.
Tears and Laughs.
Quotes to take a memo of.
Kind of wished it had been longer and more detailed.
A good movie.
話も幸せだけど…。
シャーリーマクレーン、久しぶり。老いても存在感ピカイチ。輝いてたなー。
ただただキツイ老人ではなくいろいろ優しさと可愛さが見え隠れするのは見ていて気持ちいい。
ちょっぴり悲しい結末だけど幸福感満点な作品でした。
クソババア
元広告会社創設者で裕福ながら退屈な老後を過ごす女性が、新聞の弔報欄に載せる自身の記事の作成を依頼する話。
自分で何でも決めてしまう完璧主義で性格もさることながら出来る人間だからこそ恐れられている主人公と、仕事として弔報記事を書いているが本当はエッセイストになりたい自分に自信がない女性記者の交流と成長というストーリー。
いざ弔報記事を作成してみようと取材してみたら、記事に出来る様な良い話はなかなか出て来ず、良い記事に出来ることを残そうと動き始めるというハチャメチャな展開。
破天荒ながら、人の才能を見いだしたり、核心に触れることを言ったり、挑発をしまくる言動の数々で、危なっかしさを孕みつつ明るく楽しく展開していく。
意外性はないし、子供を使うあざとさを感じるし、金持ちの主人公であるからこそ成り立つと言えなくもないけれど、笑いあり涙ありで優しさと温かさを感じる良い作品だった。
全47件中、21~40件目を表示