「突き刺さる」雨の日は会えない、晴れた日は君を想う まるちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
突き刺さる
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一度でも心が壊れた事がある人には見てほしい映画。仕事に追われて心が壊れていたのにも気づかず、すべてに無関心になっていた。妻が死んでも涙ひとつ出ない悲しくもないそんな自分が妻を愛していなかったんだと思う。だが妻の死をきっかけにこれまで無関心だった日常の些細な事が異常に気になりだす。一度気になったらとことん分解して解体した。そんな気持ちをありのままクレームの手紙として送った。その手紙をみたクレーム係のカレンは手紙をみて泣いた。カレンやカレンの子供との出会いで壊れていた心をすべて分解して解体していくような毎日。愛されていた自分。浮気をする妻じゃなかった。いつもなら無関心だったメモを見た時本当に大切な物を失った事に気づいた。今までの10年が雨の日だったかのように、、自分も妻をたしかに愛していた。素敵な映画でした。
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