劇場公開日 2017年2月18日

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「そのとき必要なことはそれぞれにある」雨の日は会えない、晴れた日は君を想う まり☁︎さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0そのとき必要なことはそれぞれにある

2019年3月11日
iPhoneアプリから投稿

親しい人を亡くして悲しいときは泣く、皆が皆そうじゃない。感じた気持ちは同じでも。また立ち直るために必要なこともそれぞれ違うのだ。

主人公デイヴィスが何かする度言う度に、この人は妻ジュリアとどんな風に暮らしてたんだろうどんな夫だったんだろうと、どのシーンでも頭の隅で考えてた。
後半までの主人公の常軌を逸した行動に正直共感することはない。再生にはあの破壊が必要だった?でも共感できなくても心が動く、観てよかったと思える、好きになることもあるんだな、と気付かされ不思議な気分になる映画でした。

カレンとの出会い方も変わった形だったけどロマンチック過ぎないのがいい。カレンとデイヴィスの恋愛物語でないところがよかったんだと思う。居座ったことに驚くけどこの親子と一緒にいることも必要なことだった。
息子は雰囲気のある子で印象的だった。

ポストイットに亡き妻の愛をみて泣ける。
子供はデイヴィスの子だったと思う。

あんまりないことだけど、邦題がいい。

まり☁︎