「リア充自慢」エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
リア充自慢
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ピッチャーで女にもすぐ手を出し、仲間とも楽しげな超リア充ぶりを自慢されている感じだった。主人公が終始ニヤついていてしゃらくさかった。アメリカの運動部は上下関係が全然ない。それで強いのだから楽しいだけだろう。先日『ザ・ノンフィクション』で明治大学付属高校の応援団部のドキュメンタリーを見て、そのびしっとした軍隊みたいな感じが通過儀礼的で涙と鼻水にまみれておりすがすがしかった。アメリカの野球部ではさっぱり通過儀礼にもならない。楽しいだけだ。
野球の場面を楽しみにしていたのだが、ちょっと練習をしただけだった。
音楽や美術が素晴らしかった。しかし、あのように青春を謳歌できたらさぞ楽しいだろう。うらやましい。
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