「薄汚れた社会」ニュースの真相 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
薄汚れた社会
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全ては闇の中、なのである。
結局の所、真実は公にはされないのだ。
誰かに都合の悪い事は特に。
確かに疑問である。
ではコレが全て捏造であるとして、作った人間は誰なのか?
映画は、そう問いかける。
後は、ジャーナリズムの根幹なのか本質なのか、理想なのか…。
そんな事が語られる。
ある方面からすると、正義も真実も作り上げるものらしい。
…なんとも、何を用いて「真実」を語るのか、その面の皮を引っぺがしてやりたい。
物語後半に「主旨」についての話がなされる。まさにその通りだとも思った。
真偽を問いただされるとマズい場合、その事には触れず、どうでもいい事で捲し立て大騒ぎし、論点をずらしたまま結論に至る。
よく、よく、覚えておこう。
自分の周りにも容易に起こるシチュエーションだ。誤魔化されない為に。
結局の所、傀儡に成り果ててるのである。
気持ち悪い。
「長い物には巻かれろ」
…これが今の社会に蔓延してる標語だよね。
結局の所、叩けるとこしか叩かないって事だよな、もう。
そんな事をリアルな社会に投影してしまう程、真に迫った作品で見応えあった。
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