「ネットの力」ニュースの真相 フェニックス7さんの映画レビュー(感想・評価)
ネットの力
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ジャーナリストのメアリーをケイトブラシェットが強く、時にはもろく演じてました。魅入ってしまう女優さんです。キャスター役は大統領の陰謀で若き記者を演じていたロバート・レッドフォード。あの映画ではウォーターゲート事件を取材していました。
メアリーが公表した大スクープが、誤報だったことを見抜いたのはブロガーでした。それも凄い細かいところを。権力を巨大メディアがチェックして、そのメディアをネットがチェックするようになっているんですね。健全のような気もします。日本と同じく好きなことを極める人が活躍する社会です。
主張は強い映画だなと思いました。メアリーとは距離を置いて観ていました。私が完全に理解できていないのかも知れませんが、情報源は間違っていたが、趣旨は間違っていないと、メアリーが委員会の中で反論していました。それは苦しいのではないかと思うですが。反論シーンはアメリカ映画風でかっこよかったです。責任の取り方もアメリカ的で、すごい国だと感じます。
新聞社やテレビ局の映画は外れなしです。観てよかった映画でした。
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