「ヨルの綱渡り」少女(2016) ♪riko♪さんの映画レビュー(感想・評価)
ヨルの綱渡り
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JK由紀と敦子は幼馴染で親友。
敦子は剣道日本一。
推薦で高校に入った敦子だが、試合で敗退して以来クラス中から虐められていた。
敦子を闇から救う為、由紀は小説を書いた。
国語教師が由紀の小説を盗作した上に受賞。
由紀の怒りは教師を破滅に導いた。
転校生が現れ由紀と敦子の間に違和感が生まれる。
転校生に唆され敦子は痴漢冤罪の共犯になる。
夏休み…
2人はそれぞれ別のボランティア活動を始めた。
由紀は難病の小児科へ。
敦子は老人ホームへ。
それぞれがそこで出会う心を許せる相手と生と死。
命の尊さと儚さを2人は身をもって体験する。
ヘルパーのタカオが人生の脆さについて語る。
幸せな家族が冤罪により崩壊してゆく様を切々と話す時、敦子の胸は痛み苦しむ。
病気の昴の父親探しに由紀は変態オヤジの交換条件をのむ。
昴と父親の再会に由紀は驚く。昴が入れ替わってる?
昴は父に復讐を果たした。
流れる血液…由紀は絶叫する。祖母との過去がフラッシュバック。
少女の頃の2人に戻ったように走り続ける…
ヨルが終わり2人は笑う。
登場人物が繋がっていく驚きとラストから冒頭に繋がる遺言は見事。
ラストは、親が親なら子も子だよ。
「因果応報」と稲垣吾郎がキーワード。
余談だが、映画館の後ろの席に座って居た初老のご婦人がへんな声を終始出していて気になって仕方がなかった。
自分で気付かずに漏れている声って気味が悪いです。
アン…ウン…アハァ…ウン…
これだけ聞くと何⁉︎と思うが、確かにオバハン1人でした。
御機嫌よう…
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