「少女 タイトルが良い」少女(2016) さきさんの映画レビュー(感想・評価)
少女 タイトルが良い
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大人から理不尽な思いをされ闇を抱える由紀と、少女達の世界に苦しむ敦子が互いを守りたいと思いながらもすれ違ってしまう。
原作を途中まで読んだところで映画を観てしまって、映画を見終えてから原作の続きを読んだから話がごちゃ混ぜになってしまった。
原作と映画では話の筋は同じだけど、雰囲気が全然違う。
原作では由紀はピンクが似合う女の子だし、敦子はもっと17歳らしい捻くれ者。
映画では紫織は殆ど登場しないが原作より抜群の存在だった。
原作では見えにくかった由紀と敦子の感情が映画では苦しくなるくらい伝わってきた。
原作が凄くリアルで、映画はかなり美化されているとは思うけど物語としての世界観がよかった。
原作と映画を自分の良いように織り交ぜてしまってはいるけど、かなり満足した。
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