「人生の悲哀がシュールに」ハロルドが笑う その日まで chibirockさんの映画レビュー(感想・評価)
人生の悲哀がシュールに
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イケアのイメージから想像すると、もっとポップで軽いかと思ったけど、案外考えさせられてしまう1本。
コメディタッチに展開はしていくものの、数少ない登場人物はそれぞれ、もどかしい思いを抱えながら生きている人ばかり。
雪降りしきる寒々とした光景のおかげで、苦悩が余計に深くて重く…。
己の全てをぶっつぶした男を、うっかり当初の希望どおり誘拐できてしまうものの、気分は晴れないハロルドが、トコトンついてない自分に突然おかしくなって高笑い。
やっと笑った、ハロルド!
いろいろあるけど、人生、結局は気持ちの持ちよう!
なんかこっちまで笑えてきた。
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