「「見た目はオトナ、中身はコドモ、その名はSHAZAM!」」シャザム! KI (@mebaru0141)さんの映画レビュー(感想・評価)
「見た目はオトナ、中身はコドモ、その名はSHAZAM!」
アクアマンがスケールを壮大な分、こちらはかなり小ぢんまりとしたお話。私の見た回ではゲラゲラ笑いが起きてました。視聴環境良し!
オトナが子供の言動をするギャップや子供やオトナであることがバレるかバレないかの他にも、特殊な能力の無駄遣いだったりと色々な角度から笑わせてくれます。DCや他作品のパロディをふんだんに使っているのも良き。予告にもあるコンビニのシーンはめちゃくちゃ面白かったです。
グループホームの里親や義兄弟姉妹達がそれぞれ個性豊かで、彼らの関係のヒューマンドラマとしても見応えあり。
ビリーって割と賢そうなとこもあるけど、シャザムになると、ひっきりなしに馬鹿なのは何故なんだろうね、といったような設定部分はコメディに振り切ってるためか、よく分からないことが多々ありました。
まぁそもそも変身前と変身後の容姿が変わり過ぎてる、一方どこか似たり寄ったりな雰囲気もあって、と中途半端で。逆に、この中途半端な変身がクライマックスでは活きてるようにも思えました。
スーパーヴィランの操る七つの大罪の化物らは、「大食」はデブだったり、「嫉妬」は臆病だったりと微妙にキャラ作りしてるようには見えました。が、基本的に人を喰いちぎるぐらいしかないです。やや残念。
ホラー映画監督のためか、急なドッキリ演出が多過ぎ。予告はギャグに振ってる分余計に。この緩急で笑うのかもね。個人的には満足の一本でした。
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