「素晴らしかった」シャザム! 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
クリックして本文を読む
グループホームを舞台にした里親映画だった。ただ、愛着障害で試し行動するような厄介な子はいなかった。ちょっとまともじゃない感じがしなくもないけどみんないい子だった。里親が車のナンバープレートに「俺は里親だ、君のスパーパワーは何だい?」というような事を書いていて、胸を張っている感じがした。そこまでしようとは思わないのだけど、日本ではまだまだ日陰な感じがするので、違いに驚いた。
実母に会ってハグを求めると拒否される場面がつらかった。同級生が「ニセ家族」と言ったときに息が止まりそうになった。
しかもアメコミヒーロー映画としてもとても楽しい。敵もいい感じで憎たらしくてよかった。
ヒーローの力をみんなで分けたら力がその分割り引かれるのではないかと思ったが、そうではないようだった。だったらもっとたくさん分ければ仲間が無限に増えるのではないだろうか。
(追記)
2回目。主人公は4歳でお母さんが17歳の時に分かれていて、その時のお母さんの回想があまりに切なかった。
敵が、自宅に現れたときにあの慎ましい素敵な家が破壊されるのではないかとハラハラした。リースを床に捨てられただけで済んで本当によかった。
コメントする