「いろんな要素がてんこ盛り」アクアマン けすけさんの映画レビュー(感想・評価)
いろんな要素がてんこ盛り
“海の悪党を倒す裸のヒーロー”のつもりで観に行ったらとんでもない。
アクションやCGはもちろんだが、アメコミに「オーシャンズ」のような海のドキュメント、「インディージョーンズ」のようなアドベンチャー、「スターウォーズ」のようなSF宇宙大戦争的な要素を取り入れ、さらに恋愛と童話とホラーとコメディとファンタジーのスパイスで味を整えた、なんというかてんこ盛りの作品。
140分という時間は長くは感じなかったが、とにかくお腹いっぱい。
香港のカンフー映画のような特訓、中国や韓国のような王族争い、日本の怪獣映画を思わせるようなシーンも出てきて、これまでの世界の映画の歴史を振り返らされた。
ラストの「続編ありまっせ」な演出で若干何かが歯に挟まった感じになったが、全体的にはストーリーも裏切られることなくストレートで後味スッキリ。迫力満点だったし個人的には満足。
コメントする