「時空を駆け抜ける!世界が変わっていく!」ザ・フラッシュ ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
時空を駆け抜ける!世界が変わっていく!
いや〜、何度見ても面白い。
冒頭の病院崩壊のアクションからすっかり釘付けです。ユーモアを盛り込んで、コミカルに展開していくところも最高!
ストーリーも最近流行りのマルチバース?2人のフラッシュが大活躍です。
敵は「スーパーマン」でお馴染みの、あのゾッド将軍。
そこにバットマンとスーパーガールが絡んできて・・・
ホンっと楽しませてもらいました。
重めのドラマにアクション満載。適度なユーモアを交えながらも、熱い血潮がたぎってくる。まさにヒーロー映画の王道を見たって感じの一本でした。
【ネタバレ】
マイケル・キートンのバットマンだけでもウキウキだったのに、まさか、ジョージ・クルーニーまで出てくるとは・・・
大人の事情の垣根を越えたコラボ、「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」で感動していたところですが、まさかDCでも、行われたのはホンッと驚きです。
コロナ以降、映画業界自体が手を取り合って盛り上げようとする気持ちなんですかね。往年の映画ファンにとっては嬉しい限りです。
おまけに本作では、数々のスーパーマンの映像(ニコラス・ケイジまでいたのはビックリ)も見れて、ホンッと盛り沢山で楽しませてもらいました。
でも、現代のバットマンがベン・アフレックからジョージ・クルーニーに変わっていたことで、歴史が変わったってことですかね。「X-MEN フューチャー&パスト」で、歴史が書き換えられたのと同じ?
オマケ映像でアクアマンが登場して、彼が変わりないことを示していましたが、この作品の後の「アクアマン/失われた王国」でDCEUが一旦終了ってのも、なんか感慨深いものがあります。
ただね、一つのストーリーとして、本作で登場するキートン版バットマンとスーパーガール・・・
結局、負けちゃうんですよね。こんな解決で良いのかな? 最後は勝つってのが、ヒーローものの定番だと思うんだけど・・・
これはこれで面白いから許せちゃうけどね。