「相も変わらずタイムリープとタイムリープ」ザ・フラッシュ じきょうさんの映画レビュー(感想・評価)
相も変わらずタイムリープとタイムリープ
フラッシュは初見だが、私の好きなワンダーウーマン(このネーミング何とかならんかね)のお仲間ということでみることにしたさ。
果たして久しぶりにガル様の勇姿が見られてちょい満足だぜ。映画もスリリングで面白かったね。
さて映画は、母を殺され、父はその冤罪を負う。両親を助けたいという切ない思いからフラッシュの特技である超高速移動を極限まで速くすることで、ついに時間の壁を超えるというアイディアだ。
まあ、ネタは単純だけど、過去をいじることの危険性を分かりやすく示してくれたね。
メタバースは絡み合ったパスタというのは、演じるマイケル・キートンのやさぐれ感と併せて笑った。
でも、どんなに過去をいじろうとも変えられない事実があり、特異点というそうだ。
いい考え方だ、無制限に過去を変えられたらたまったものではない。誰かの幸せは他の誰かの不幸であるはずだ。超人のプライベートな思いで勝手に変えられたくないね。
流行りのメタバースとタイムリープだけど、安易にこのアイディアに飛びつきすぎでは無いかなあ。
ドラマが浅くなってるのではないかと思うね。
せっかくのバットマンもホコリ被って飲んだくているしね。
でも、最後のシーンでは泣けた。(涙は出なかったけど)どこの世界に愛する人が失われる方を選ぶものがいるだろうか。使命感との葛藤は超人の宿命だ。そうだよ切ない思いを背負って闘うのだ!それが超人スーパーヒーローだ!