「ランプリングの眼差し」さざなみ talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
ランプリングの眼差し
かつて「愛の嵐」で私を魅惑したランプリング。言葉少なく静かで大げさなことを何もせずに、眼差しと表情ですべてを伝える女優であり続けている素晴らしさ。それを生かす監督、作品、イギリス。
その後、夫はスイスに行き、彼女はエルサレムに(行って欲しい。本、読んでたし)。役どころでも、夫より妻の方が圧倒的にインテリで教養がある。そして若く美しい。それに対して夫はずっとコンプレックスを持っていたんだと思う。その仕返しを45年たってしているんだろう。みえすいたスピーチと変てこなダンスで。この映画は妻の嫉妬を描きつつも、45年間ずっとコンプレックスまみれで嫉妬心を抱いていたのは実は夫であることを暴露している映画だ。と、私は思う。
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きりんさんのコメント
2020年2月10日
この映画、
「あなたは最後の15秒で驚愕・・云々」とかDVDのケースに書いてあったので、怖くなって最後まで見れませんでした。途中で止めて返却しました(笑)
遺体が氷河で見つかったとか、あまりにも小声で静かに進むストーリーとか、そしてランプリングさんの恨めしい顔つきとか。
この人が自分のおばあちゃんだったら、絶対に夏休みとか泊まりに行かないと思います。
オカルトはダメなんです。勘弁して下さい。
(という訳でレビューもなし)。
夜更かしさんへ