劇場公開日 2016年6月17日

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帰ってきたヒトラーのレビュー・感想・評価

全283件中、281~283件目を表示

5.0なるほど!!問題作です。

2016年6月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

「ヒトラーが現代で本人ソックリさん芸人に?!」
ってイメージだったので、もっとコメディ色が濃い作品かと思っていましたが(大衆が喜ぶ姿に高揚して、自ら一発芸「ハイル!ヒトラー!」を繰り出す的なww)

本作では、ヒトラーはあくまでもヒトラーでした。

その極端な価値観に、ブラックな笑いが生まれるという構図。
瞬く間にYouTubeで人気者になり、Twitterで拡散(笑)
TVでも人気者になるのですが…

TVで公共の電波にのるという事はYouTubeやTwitterとは違う訳で、局側はタブーを破る決断が必要。
ところがその英断の裏側にあるのは、単なる個人の出世欲で、ヒトラーを利用しているだけ。。
このへんからが実に見事でした。

現代のドイツが抱えている問題が浮き彫りになればなるほど、ヒトラーが“現代”にあらわれた恐ろしさが増します。

もちろん、お堅い映画ではなく、笑いもキュートなラブもあるので、多くの人に観ていただきたい!
(→実はこの要素が鑑賞後ボディブローのように効いてくるのだが)

しかしこれ、ドイツが作った映画ですよね?
凄い!!
いや。逆にドイツでない国が作ったら、それはそれで問題か(^^;;

結論。女は怖いね。

『顔のないヒトラーたち』をネットレンタルで予約しているのですが、早く観たくなりました。

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shiron

5.0腐敗した民主主義は、強力なリーダーの専制政治に勝るのか?

2016年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
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ジャージー夫人

5.0虚実ないまぜ、笑ってシリアス。

2016年4月21日
PCから投稿

(試写会にて)
もしもヒトラーが現代に生きていたら、やはり1930年代と同様に
大衆の人気を得て権力を獲得するかもしれない、ということを、
ドキュメンタリー・タッチとメタ・フィクションを組み合わせ、
どこまでが虚でどこまでが実なのかクラクラさせながら、
ふんだんな笑いとリアリティをもって描いたドイツ映画。

面白い!

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島田庵
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