ルイの9番目の人生のレビュー・感想・評価
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健気な子
母親の、子どもが邪魔だと思う気持ちも、まったく分からなくもないのですが。育児って本当に大変だし。母親である前に女でありたい時もあったりするし。
でもだからといってもちろん、子どもを虐待していいわけがない。ましてや自分で手にかけるなんて言語道断。
ルイが可哀想すぎます。
ミュンヒハウゼン症候群という精神疾患だから(それに証拠不十分だから?)逮捕されないのですね。
子どもを傷つけながら、でも一方でそんな子どもをいとおしいと思う気持ちも彼女には確かにあるのだと思う、矛盾しているけど。
ナタリー(母)役の女優さんが、二面性のある美しい女性をうまく演じていると思いました。
ルイを守ろうとする継父の愛に打たれたラストでした。
家族間に重い問題がある人はNG?
もともと気になっていたところ、友達が先に観て「子育てしたくなった」と言っていたので(※大学生です)そういうつもりで観たのですが2回目は絶対に無理です。薄々オチに気がついていたものの心の底からそうなって欲しくなくて否定し続けて観ていました。オチを知った今、とても最初から観る気にはなれないです...
悪い意味では全くないのですが感情移入の方向性によってはトラウマになるかもしれないです。私は一人娘で母親の望む通りに行動していた時期があったために上記の感想になりました。とは言っても私はそれほど重度ではないのでもっと支配されてしまっている、支配されていた人には辛いのではないでしょうか...念の為予備知識を入れてからのほうがいいかも知れません。
映画自体は子供から見た世界観がとても素敵でゲームのサイレントヒルを思い出しました(そこまでホラーは強くないですが)。全体的に落ち着いたトーンでじわじわと広がる展開で観てよかったと思います。
ありがちな結末
見ている最中(特にパーティーで男たちが群がるシーン)で、「ああ、この人はあれで、こういうカラクリなのだろう」と感じたのだが、そのものズバリであった。そのため、半ば以降は興ざめでした。自分は人並み外れてサスペンスの謎解きがダメで、結末のカラクリの理解が間違っていることを家内から指摘されるのがしばしばだが、今回はそういう訳で分かりやすいって言えば分かりやすかった。
ファンタジーとサスペンスが良い塩梅に入りまじり、不思議な空気感が引...
ファンタジーとサスペンスが良い塩梅に入りまじり、不思議な空気感が引き込まれる映画だった。ルイがなかなか生意気な奴だな〜〜って思ったけどそれが後々良い味になっていくのが良かった。エンドロールの曲も素敵✨
前情報なしで鑑賞
今までなんども危険な目にあってきたんだよね、と
コミカル調に語る主人公の少年。
カウンセリングの先生との会話も憎たらしさ満載で、このままコミカルなジャンルとして進むのかと思いきや、
そこからの殺人事件で犯人は誰なのかというミステリーがはじまり、
崖から落ちて死んだと思った少年が突然息をふき返したり、暗闇から話しかけるなぞの物体がいたりホラー的な描写もあり、オープニングの感じからこんなストーリーになるとは思ってもみませんでした。
ジャンルとしてはミステリーになるのだろうか。
なぜ医者は、母親に落ちたのか?(突然すぎる)
実際に手紙を書いたのは、先生をあやつったルイなのか?
など、自分の中で回収しきれていない疑問は残る。
エンディング付近の父親とルイの会話は泣けた。
本当に愛しているのは誰なのか。
そして最後のエンディングはぞっとする。
なんか、悲しい親子愛だな。
親は親、子は子と、割り切って生きるには余りにルイは幼いけど、10番目の人生は幸せになれよ‼️親の犠牲なんてなる必要無いからな~。
ラストのイケメン医師と母親よ。不幸に落ちてしまえと祈ったのは、俺だけじゃないはず。
ルイの瞳
なかなかの名作。
ホラーとゆうよりファンタジーミステリーみたいかな。ルイの子供大人しているキャラが好き。
途中で怪物みたいなのが出てくるのは『え?』ってなったけど、それ以外は見ごたえがあった。
個人的には、レイの綺麗な瞳に吸い込まれそうだった☆
子役かわいいね。
内容はまぁ、想像したとおり、、、かな。
面白かったからいいけど。
逆に最近のドンデン返し!ビックリしたでしょ?想像と違ったよね?!みたいな話は好きではないので良かったです。
内容的に悲しい話ではあるんですが、希望を持てる、血の繋がりなんて関係ないのね、父の愛は偉大。
そして、劇中に出てくる「子供は親を買い被っている」みたいなセリフが出てきますが、ほんとにそうだなぁ、と(笑)
海の中へ
思ってもみない方向にどんどん展開してドキドキが止まらなかった。
人を見る目がどんどん変わっていき、最後は何とも言えない後味になりつつホッとした。
美しい映像とわりとポップな描き方だけど結構重めな話。
途中から予想はつくけどネタバラシをしっかり観せられるとやはりショッキングではある。
ホラーっぽい演出もあり、ハイテンションの監督だと知って少し納得。
ただ、面白いストーリーだし観せ方も好きだしキャラクターも良いなと思っているんだけど、鑑賞後の余韻がびっくりするほど皆無で困惑してる…
ジャンルをミスリードしてくる
生まれてからさまざま事故に遭い死にかけてきたルイが、9歳の誕生日に海に落ち昏睡状態に陥るところから始まる。
特殊能力やファンタジーのような雰囲気を漂わせていたが、最後にはミステリーとして終わっていった。それにしても催眠術のシーンは意味がわかりにくかった。あんなの証拠にならないと思うけど。
なんとなくこの人怪しいなーと思ってたらその通りだったのも驚いた。ミステリーとして驚かせようと思ってるわけではないのだろう。親子の愛情やたくましく生きようとするルイを描いた物語ってことなのか。そういう意味では希望の持てる終わり方だったのが救いだな。
子役がいい
9年で9度死にかけた不思議な少年の物語を描いた小説を映画化。
ルイ少年に起こることが悲しすぎるし、不運すぎるのですが話は良かったです。
この少年役の子役がまた上手い!大人びた感じも良かった!
驚愕する程のラストではなかったけどねー
見なくてもなんの損もない
とんでもない駄作ではないけど、センスの悪い人たちが集まって「上質なサスペンス作ろうよ!」って盛り上がったんだろうなーという観客おいてけぼり感。途中のほのめかしがヘタすぎてバレバレ、なのにラストはしっかりネタばらしするからお遊戯臭がひどかった。でも何よりも点数を下げたのは子役の演技!ダコタファニング、ハーレージョエルオスメントに次ぐ第三の怪物かと思いました。大人に気に入られたい一心「大人ってこういうの好きでしょ!」という演技。もうこう言う子ども使うのやめてくれ映画界よ。ITの子役はみんな良かったのに。
とても面白かった
格好良い女刑事や催眠術を使うセラピストなど、脇役がとても魅力的で、主演の男女2人は影が薄い。特に男がよりによって「フィフティシェイズ・ダーカー」の富豪男で、アレよりはマシだが、やはり女にだらしない役だった。
子供の深層心理を題材にしたファンタジー。基本的にそれだけで充分面白く見られたのだが、もっと怖い演出があるのかと思ってたらあまりなかった。終盤、種明かし的な展開も悪くはなかったが、それまでの、話がどっち方面に転がるか分からないフワフワした感じがとても良かった。
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