ソング・オブ・ザ・シー 海のうたのレビュー・感想・評価
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夢を見ているみたいな
わかりやすいストーリーが音楽や映像の美しさ、キャラクターを引き立ててくれる。
神秘的で惚れ惚れしてしまう、夢を見ているような気分にひたれる。
きっとどんな世代が観てもそれぞれの楽しみ方があっておもしろいと思う。
地元で上映してくれてありがとうって感じ。
アザラシが可愛かった……
ファンタジーでありながら、それ故に本質的。
良いものを観たなぁという気持ち。
シンプルで美しく力強いメッセージ。
映像も音楽も全てが絡み合いプリミティブなエネルギーになって迫って来ます。
ファンタジーでありながら、それ故に本質を突いていると思います。
たからもののような
一つ一つのシーンに魔法がかけられているかのような素晴らしい映像美
別世界に誘う神秘的な歌声
なにより家族の愛の物語
出てくるもの全てが愛しい。みんなそれぞれの大切な人のことを想っているから。
絵本が動き出したような可愛らしさなのに、切り立った絶壁に打ち寄せる荒波や、そこかしこに散りばめられたケルトの紋様。アイルランドの美しさを存分に感じさせる作品です。
犬の名前がクーなのが個人的にたまらない…
全てが美しく愛おしい
ストーリーはシンプルですが、本質を捉えた深いメッセージを感じます。
神秘的で美しい映像と音楽。
弱くもたくましい登場人物。
久しぶりに涙が出る程優しい映画に出会えました。
何気に大人向け
とりあえず、絵が可愛らしい。
真の悪人も出てこないし、家族向けでもオッケーな作品ですが、内容を把握するなら大人向けかな〜。
と、いうのも、マカにしろ父・母・おばあちゃんにしろ、サブキャラ一人一人の感情を読みとることが出来る人にとっては、ものすごく愛おしい作品。
日本アニメ海外アニメとかのくくり関係なしに良い作品。
映像美、音楽美ともに満点ですね。
青色が多彩に彩られており、海の美しさがふんだんです。
涙もちょちょぎれるわ〜(笑)
すごくアイルランド
アイルランドの民話・音楽、ケルト紋様、どれか1つでも好きなら、見たほうがいい。
アイルランドの映画を調べていた時に、トムムーア監督の「ブレンダンとケルズの秘密」をネットで見つけたのが事の始まり。次回作のソングオブザシーが日本で見られると知り、EU映画祭に行きました。そして、あまりの美しさに大満足。けれどマイナー映画だから、もう見られることはないと思っていたら、翌夏に日本全国公開!
アイルランドの風景(特におばあちゃん家のシーンは)、アイルランドの民話(セルキーにアイルランドらしい妖精に)、が満載です。ケルト紋様も至るところに。音楽もすばらしい。妖精たちの奏でるにぎやかなドゥラマンの調べも母ブロナや妹シアーシャの歌う歌の調べも、この映画の魅力の1つ。悲しみと冒険と幸せと・・・ストーリーも魅力です。
見るたびに、涙が止まらない。
しばらくは海の底
作画は期待通り美しい、がそれだけではなく…ここちよい。不思議な感じ。これは慣れ親しんだ日本アニメのリズム。それとも逆か?気持ちよすぎて、少しウトウト。それもまたよし。暫くは陸にあがれそうにない。疲れた時には、またみたい。
素晴らしい画力で語られる海の神話
海辺の灯台に暮らす一家は、灯台守の父と息子のベン、それに幼い妹シアーシャ。
子どもたちの母親はシアーシャが生まれると姿を消してしまっていた。
実は、母親はアザラシの妖精セルキー。
セルキーの歌には、石になってしまった妖精たちを解かす力があるのだが、母親はシアーシャを生んだ際に、歌声を喪ってしまったのだった・・・
というハナシで、アイルランド(ケルト)の神話というか民話に基づいた物語で、とにもかくにも画面が素晴らしい。
ケルト独特の線描をバックにして、登場人物の造形のほとんどを丸まっちい流線形で形作られており、それを観ているだけで、あぁとため息が出てしまう。
個人的に、アニメーションの魅力は画、と思っており、その画も写実的なものよりは、デザイン性が高く、シンプルなものの方が好み。
なので、この映画は、あぁ、こんな絵が動くのかぁ、ということだけで、うっとりしてしまう。
そして、物語の根底にある神話的世界が素晴らしい。
妖精たちが石化してしまった理由が、フクロウの魔女の息子を思いすぎることによる過剰な愛情が、哀しみや悩みを除去することで生じたというのが興味深い。
さらに、フクロウの魔女の息子が大きな海神で、実は、石化した海神がシアーシャたちが暮らす灯台のある島だった、というあたりも一驚である。
ただし、物語の展開的に、途中、町に行かざるを得なくなったベンとシアーシャの、町での物語がやや退屈。
これは、絵的魅力が、海の描写に比べて少々落ちるから。
もうひとつは、妖精たちがひげ面の老人で、(古いひとにはわかると思うが)ゲバゲバ90分のゲバゲバおじさんみたいで騒々しいのには、ちょっとげんなり。
とはいえ、日本製アニメにない、絵が動く魅力を満喫でき、なかなかの秀作である。
きれい
びっくりするぐらい綺麗です。動く絵本とでも言えばよいのでしょうか、絵本とアニメの良いとこ取りのよう。映画館で観て良かった。
『ブレンダンとケルズの秘密』と雰囲気が似ています。(制作が同じ人々なのでしょうか、調べてません。)
あと、歌が綺麗です。
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