「絵本の世界に夢中になったあの頃の感覚。」ソング・オブ・ザ・シー 海のうた ゆめさんの映画レビュー(感想・評価)
絵本の世界に夢中になったあの頃の感覚。
小さいときに読んだ絵本。
登場するこどもが大人の監視下から離れて体験していく冒険。
不思議な動物や不思議な出来事。
ぎょろっとした目の不気味なおばあさんや老魔女。
自分自身が絵本の中の世界に入っていくような、
自分の世界の延長でその世界を体験してわくわくどきどきするような、
そんな頃の気持ちを思い出しながら夢中になって観た。
静かで、不思議で、時々不気味で少し怖くて、でもとても美しいアニメーション作品だった。
個人的にはフクロウ(特に窓を壊そうとするシーン)とフクロウの魔女がほんと怖かった・・。
巨人が泣いて海ができた話、髪の長い妖精、海の描写、かわいいアザラシも印象的。
コメントする