ドクムシのレビュー・感想・評価
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怖っぽさより色っぽさを感じるホラー映画
若い男女7人(男性4人、女性2人、少女1人)が学校に監禁される話。
男と女だから色々なことが起こる。
武田梨奈さん他、俳優陣の魅力を引き出した朝倉加葉子監督ならではの男女の色々なシーンの描写にセンスを感じる。
舞台は約9割が学校内で、キャスト計14名というスケール。
怖さはほぼなく、グロさ全開、ほんのりエッチ。
結局、殺しあわなければ良かったよねってことなので、反戦映画という解釈も出来る。
殺しあいを勧めてくる者に警戒せよというメッセージかもしれない。
25点
映画評価:25点
点数は低いように見えるでしょう。
ですが、この作品
めちゃくちゃ良い作品です!
たぶんですが……
脚本と演出、監督がイマイチだったのかも?
ひょっとしたら原作は面白いかもしれないです。
(見た事ないので何とも言えないですが)
私が感じた不満点ですが、
⚫一週間という時間に無理がある。
私は時々ファスティングみたいな事をするのですが、その経験から一週間程度で人間の理性がなくなるとは思えない。
もちろん通常時ではなく、
・コドクという都市伝説を聞いた事。
・いつ出られるのか判らない空間での事。
・現代病の様な異世界に対するリアルな思い込み。
・囃し立てる不気味な存在。
以上の事から
狂い出してしまうかもしれないし、
理性崩壊とされてしまうのかもしれない。
にしても、雑です。
もっと長期的に、
変にホラー調にせず。
良いオチがあるのだから、
もっと面白く出来たのではないでしょうか?
つまらないというより、
もったいないなぁ、という気持ちで溢れました。
ps.コドク、コドク、くどかった。
こういうのは言うのではなく、感じさせるべき。
【2022.3.17観賞】
漫画は好きだったけど.........。
漫画は面白かったので、期待せずに実写を鑑賞。
まず血飛沫や内蔵の描写がおもちゃみたいで、グロ映画を好む私にしたらわらってしまうくらいでした。
もう少し人間の狂気な部分や、不安焦りが出ていたらなぁ…と
グロ描写もあれなら映さずに、カメラワークや鑑賞者の想像だけでも十分怖かったのでは?
カウントダウンするだけの映画!!
ストーリー上で人肉食を勧めていますが描写そのものはなく、7日間食事なしで殺人やセックスまでする元気があっておかしいです。オチにも関連しますが「人狼ゲーム」のように備蓄食料くらい置いて欲しかったです。テンポが悪くデスゲームの怖さが薄いです。オチは個人的に好きですが伏線が弱いですし、そうだったのか!!やられた!!感がなく全体的に惜しいと思います。武田梨奈主演の超絶アクション映画の登場は諦めました。
オチがね・・・武田梨奈の役どころは新鮮味があって良かったですが
良作がそこら中に転がっているジャンルでもないのに、ついつい見ちゃうんですよねぇ~こう言う映画、洋画の「ソウ」のような例はホント稀で、後は大半ただの低予算B級スリラーでしかないと分かっているのに。
まあこの映画も、ある程度は予想していましたが、やはりあまり褒められたクオリティのソリッド・シチュエーション・スリラーでは無かった印象でしたかね。
ただ私は武田梨奈が見れればそれでOKぐらいのつもりで見たので、単純にこのジャンルも好きですし、特別落胆まではすることなく見れましたが、さすがにあのオチは無いかな(苦笑)
一周回って面白い的なジワジワ感のあるオチではあるけど、さすがに無理があり過ぎだし、そう考えるといろいろと雑だな~と思える部分も多々あって、脱力感で一杯になってしまいました。
オチ次第では、そこまで悪くないぐらいの印象にはなったと思うので、ちょっと勿体無かったなと。
作り手は驚愕のラスト!ぐらいに思って作ったのかな?それはさすがに素人目に見ても甘いと思いますよ(苦笑)
そこで世間の評価が相当落ちた印象は否めず、返す返すも勿体無いとしか言いようのないオチでした。
で、まあ本編自体の方は、いろいろと雑な部分もありはしましたけど、普通には楽しめるシチュエーションスリラーだったかなと、「人狼ゲーム」シリーズのように、とある部屋に監禁された男女7人が、訳も分からず生き残りをかけてサバイバルする内容は、基本嫌いではなかったです。
それぞれキャラも立っていて、分かり易いと言えば分かり易かったのも良かったかと、もう少し各人のキャラを掘り下げて描けていれば尚良かったんですけどね。
あと水はあっても食料はないと言う緊迫感がやや薄かったのはちょっと惜しい点だったかな、そのくせ性欲だけは・・・。
ある意味これも人間と言えなくもないですが、生きるか死ぬかの時にそんなことをしてる場合ではないです、そんなことに体力使うなら、脱出する術を考えろ!と言いたくもなりましたよ。
それでいてたいしたエロでもないのはホント中途半端、グロの方も中途半端でしたし(ソーセージのような腸は何気に嫌いではないのですが)、全体的にもう一声欲しかった感じでしたかねぇ。
まあそれはそれとして、お目当ての武田梨奈が、この作品ではキャバ嬢役とは・・・時が過ぎるのって早いものですね。
女を武器にして、あの手この手で生き残りを模索するその姿、物凄く新鮮でした、でも役柄の幅が広がったのはそれはそれで嬉しいのですが、武田梨奈ならこんなメンツ、普通に一発KOでしょ!アクションしない武田梨奈、あぁもどかしい、でもこれはこれで有りでしたね。
肝心のサバイバルの行方、誰が生き残るのかは、大方の予想通りで、特に驚きは無かったです・・・。
それとどうでもいいことですが、ユキトシが何故か博多大吉に見えてきて、いまいち集中できませんでした。
グロすぎるストーリーに、衝撃的すぎるラスト。異形のサスペンス。
【賛否両論チェック】
賛:極限状態に置かれ、次第に正気を失っていく人々の姿が壮絶で、痛々しくも圧倒される。終わり方も非常に衝撃的。
否:人体切断等、かなりグロいシーンが多いので、苦手な人には絶対不向き。設定もかなり無理がある。
覚悟して観ないと、想像以上にラブシーンやグロシーンが多いです。内臓が飛び出したり、手足がちぎれたりするので、苦手な人には絶対に向かない作品です。
突如食糧のない建物に監禁され、空腹感から次第に正常な思考を失い、少しずつ壊れていく登場人物達の壮絶な姿に、観ていて鬼気迫るものがあります。
「とはいっても、大体こういう感じで終わるんでしょ。」
なんて思って油断していると、その一回り上を行かれるような終わり方で、それもまた衝撃的です(笑)。
スプラッター色の強いサスペンスといった感じですので、気になった方は是非。
ぶっ飛び過ぎ
密室のパニックでみんなが壊れてドクムシになっていく様子にハラハラドキドキ。
閉じ込められた理由の部分はあまりにも都合良過ぎてがっかりで大幅に減点。そんなんならわからないままの方が良かった。
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