神様メールのレビュー・感想・評価
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男的なものの終焉
笑える所もあるし、楽しい展開もあるけど
本当の所を理解しようとすると、結構難しい作品かも〜〜
神様が単なる横暴親父と言う設定は
男性中心社会の行き詰まりを感じさせる。
特権階級男性=神様によって行き詰まった社会を救うのは
主人公の少女や少年であり、ホームレスの男性であり
心を病みかけている男女であり、
何より全く存在を無視されている奥さんだったり、
何の特権も力も無い人々。
その構図がやっぱ面白いよね〜〜。
日々の世界の酷い出来事の連続に
ともすれば絶望しそうになるけど
世界を救うのは名も無き人々、と思えば
少し希望が持てるかも〜〜
そんな映画に思えました。
寿命メールを受けとって、
色んな事にチャレンジするお馬鹿な兄ちゃんが
要所要所でいい味出してます。(笑)
人生はスケート場だ。大勢が滑って転ぶ。 【余命をメール配信された人...
人生はスケート場だ。大勢が滑って転ぶ。
【余命をメール配信された人々のトンデモない生き方に拍手!】
僕の余命は12年、会社を辞めてタイタニックを作ります。マッチ棒でね
私は余命6年、楽器をはじめてみることにしたよ。
不公平だわ!なんで病人のあなたより、何年も看病した私の方が先に死ぬの!?
・・・そして、世界中の兵士が戦場を放棄する。
事故で左腕を失い、人並みの幸せを諦めた女性オーレリー。
余命を知らされても、何も感じない。
そんな彼女に、神の娘(イエスの妹)エアが見せてくれる夢。
失った左手が、ダイニングテーブルの上で上手にスケートしてる夢。
アダムスファミリーみたいな悪夢w
でも、その左手はオーレリーの右手をやさしく握り返す。励ますように。
大丈夫、人生を楽しんで。あなたも、まだ上手に滑れるよ。
オーレリーは涙が止まらない。
私も涙が止まらない(号泣)。
「翼があるのに、なんで公園から出ていかないんだ?」
「あなたこそ、なんで?」
あぁぁぁ(泣)言われてぇわ!そんな言葉!
人間の内に流れる音楽を聴きとれる少女エア。
彼女と出会い、"なりたい自分"を聴き当てられた人々が、それぞれとんでもない方向へずんずん歩き出す。
もう「ええええー!?」っていう人生を選んで。心から幸せそうな顔で。
あぜんとするけど拍手で応援。最高!
もう大好き!大好きな映画!!
やぁ!またケヴィンだよ。
私だったら
余命がわかったら、助かるな色々と。
だって、人は必ず逝くんだから
知ってる方がいいと思いますけどね。
6人は多いかな、3人くらいにして
もう少し背景を深く描いた方がよかったと思う。
お母さんはなんであんな風なの?
ドジな神様の作り出した世界で
神様がいたとして、自分の失敗や成功が運命だとしたら虚しくなる気がする。しかし、神様も人間界に降りてきて失敗をすると分かったらどんなことも仕方ないか、と思えるのかな…。
そんなことを感じたが、作品自体はすごく真面目で宗教的な要素に引っかからなければ楽しく観れるかなと思えた。
ファンタジーすぎて、最初は意味がわからなかった(笑)。
自分の余命がわかるというテーマも考えさせられるものがあり、その長さによってどんなことが出来るのかを思い浮かべてしまう。使徒となる悩める人々も個性的で、結局はやりたかったことが出来るのではあるが、この点は単なるコメディでしかなかった。
神の少女が活躍するファンタジックブラックコメディ
・神の娘が父の作った世界に反発して地上に降りて6人の運命を変える、設定が明らかになったとき何だか日本の今時のアニメの題材にもってこいだと感じた
・寓話的なストーリーなのに描写はリアル
・最後の晩餐の絵に6人の使徒が増えていくのや、おバカユーチューバーの無謀ダイビングなどの小ネタ満載
・母の趣味である刺繍でのエンドロールがおしゃれ
・一つ一つのエピソードは大したことなく、ただ少女エアは可愛いかった
・ラストの重力が変わったり世界が改変される映像には驚いたが、花柄の空は気色悪く感じたよ
キライじゃないです!!
わりと好きなタイプの映画だと思います。
自分でも。
設定が好き。
神様がどうしようもなくて・・・
逆説的にね、神様ってこんなんなのかもねーって思えるし。
絶対的権力もっちゃったら、こんな風になっちゃう。きっと。
シュールにシュールなまま
進んでいき、そのままラストに向かような。
昼間に見ちゃったけど
金曜、仕事につかれきった夜中12時過ぎてから見始めたら
意外に面白い!!と釘づけて見られたんじゃないかなって思います。
悪くはないですよ。
うん。
展開が地味ってことかしら?
神様ってすぐそこにいたのね(笑)
ずっと観たかった映画の一つ。
神様ってパソコン使えるのか…(笑)
パソコンで人間界の人々の人生を操り続ける独占欲の強い神様。
彼のワガママ放題の操作によって、人間たちはことごとく不幸な人生を送っていました。
そんな状況に痺れを切らした神様の娘は、父のパソコンからこっそりと、人間たちの寿命が書かれたメールを送信するのです。
激怒する父に相反して、冷静に人間たちを見つめ続ける娘。
横柄な父からこんな素敵な娘が生まれることが不思議です。
私が神様メールを受け取ったなら、残りの命をどう生きるべきか考えてしまいました。
僕の家のドルマルおじさんの変な映画
ここ最近、『トト・ザ・ヒーロー』、『Mr.ノーバディー』とジャコ・ヴァン・ドルマル監督作品を観てきているわけですが、そして今回、この『神様メール』を観て、ようやく私の中で出来上がったドルマル評が、このコメントの題名でした。そう、ジャコ・ヴァン・ドルマル監督の作品って、親戚の変だけど面白いおじさんが作ってる変な映画って感じがピッタリなんですよね。
「おじさん、また、変なの作ってるんだからぁ」「もっとカッコいいの作りなよ、おじさん」「まだ映画なんか作ってたの、おじさんは。もっとちゃんとしなきゃ駄目だよ」「もう、あいかわらずダサいなぁ、おじさんは。もっとあそこは、こうしなきゃ駄目だよ」。こんなことを笑って言ってる自分の姿が目に浮かぶんですよね。でも、もちろん、大好きなんですよね、このおじさんのことがね。
あぁ、なんかこの僕の家のおじさんイメージが出てきたら、妙にすっきりしちゃいましたよぉ。これで私の中のジャコ・ヴァン・ドルマル評は完成した感じです、はい。
ラスト10分。
神とか使徒とか。宗教系っぽい作品は日本ではなかなか難しいけど、
神がPC使ってるとか、洗濯機の中に入っていくと、一般社会にでられるとか。結構砕けていて、入りやすかったですね。
余命を知った人々の話が淡々と進み、最後はどう持っていくのかなと思ったら。
最後の10分で「そうくるかー」の展開。終わりよければすべてよし。
女神さま、グッジョブ。
私の中の音楽、何だろう。教えてほしい気がします。
キリスト教世界でも笑えるのか
新・新約聖書に使徒6人追加
イエス・キリストの妹が親父(神)が嫌で家出とは
ブラックコメディ
何にせよ男がダメってことね
最後にケヴィンでオチるのでエンドロール最後まで見ること
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