「作り手自身がまだ何者でもない」何者 こきりこさんの映画レビュー(感想・評価)
作り手自身がまだ何者でもない
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今時の若者はSNSを就活ツールとしてるんだな〜と、実におっさんらしく思いながら観た。
意識高い系の隆良が意外と素直だったりするのは、若者らしくて好感を持てる。
ただ後半、裏垢がバレるあたりが一番の見せ場みたいになってるのは如何なものか?
そんな腹黒さなんて、人間の一面として当然備えてる部分だろう。原作がそうなのか脚本がそうなのかわからないけど、若いゆえの自意識過剰だと思った。まあそこも含め、青春映画とも言えるが、同世代にしか響かないのでは?
ただがむしゃらに生きて、自分が何者かなんて、死に際にでも振り返って考えりゃいいと思う。
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