「意外と低評価でびっくり。」何者 ヨッシーさんの映画レビュー(感想・評価)
意外と低評価でびっくり。
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原作未読
とても面白かったが、観た後レビューを見て意外と低評価が多くてびっくりした。
原作を読んでないからかもしれないが、面白く、退屈せずにみれた。
まず拓とが最初から就職できなさそうな、分析好きの、好青年を装った男というのがわかる。
そしてラストのTwitterの別アカでの悪口。
これは意外すぎて驚いた。
とても落差があって良かった(最初はそこまでのクズとは思ってなかった。)
しかし、自分も拓人のように自分の考えを、みんなに共感してもらいたいとかそういうのを思う質なので、以後気を付けようと思った(実際このレビューを書いてるのも自分の感想をみんなにも共感してほしいと思ってるからだ)。
脚本は文句なしのでき。
演出面では「光」をうまく使っていた。
学生演劇のような露骨なスポットライトを普段の場面でも使っていて、きちんとそのとき注目すべき人物に目を向けさせるようにしているのがうまいし、その光で登場人物の感情を表していて秀逸。
演技は、山田孝之の安定感が凄かった。
闇金ウシジマ君でもその高い演技力を見せつけていたが、今回は要所要所に出てきて、主人公にビシッという先輩役で、そういう役を山田孝之がやることによって、映画がきちんと締まっていた。
佐藤健も、好青年の裏に見せる、影をうまく底割れしていない程度に、見せていて上出来。
岡田将生はあの役にはあっていないんだろうか?
完全なるキャスティングミス。
二階堂ふみも、意識高いちょっとうざい女子を好演。
Twitterのメアド検索機能で、主人公の裏アカが光太郎やみつきにもバレているんじゃないかというのを匂わせていて少し怖かった。
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