最高の人生のはじめ方のレビュー・感想・評価

素敵な話でしたが、刺激的なものがあまりにもなさすぎて、ちょっと飽きてしまったというのが正直な感想です。

良い人ばかり出てくるので、話としては良いのですが、映画としては物足りない印象でした。

隣に短期滞在している頑固なおじさんと、シングルマザー家庭の子ども達の交流話。

文部省推奨のような絵に描いた素敵な展開に、PTAの方々は絶賛しそうです（笑）

心が洗われるような、素敵な作品を観たいと思った時に、オススメしたい作品といった感じでした。

老人と少女が支え合います。

割とよくある、弱者同士が助け合い、現状を打開するお話。いい話だなーなんだけど、詰め込みすぎ。
昔は売れてた作家のひねくれ爺さんが、隣の美人お母さん、三姉妹それぞれ、自閉症？の子と触れ合い、やる気を取り戻していく。ちょっと多い。綺麗にまとまっている一方、各々が薄い。

最高の人生の見つけ方
だと思ってみたら違った。でもこれはこれでほんわかあったかい気持ちになりました。

いいところ

確かにモーガン・フリーマンさんは説得力が段違い。
子役が可愛くて上手い。
お母さんの愛情がちょうどいい。
湖、島、夏のシチュエーション。
脇役のバランスもちょうどいい。

悪いところ

みあたらない。。

ただ ただ 良い映画ですね。
嬉しい気持ちになります。
なんでもない日に見るとなんとなく素敵な１日になるとともいます。

まぁ…モーガンフリーマンだから…
内容はなくても説得力あって成立しちゃう。
男の人はいくつになってもロマンの世界にいられていいな。女性の方が年寄りの恋愛映画は少ない。
幸せな気持ちになりたい時に観るといいかも

俳優さんたちも、ロケーションも、セリフも、どこをとっても素晴らしい映画。
たくさんなき、ホロリとして、うらやましい出会い。やはり無垢な子供たちは宝物だなー。素敵です。あんなところに別荘があったらいいなー。
映画の醍醐味ここにあり。自分にもてが届きそうな幸福感をたった二時間で味わえる。
現実はそう甘くないのだけどね。