最高の人生のはじめ方のレビュー・感想・評価
全26件中、1~20件目を表示
良いお話だが展開が想像通り過ぎて…
題名やジャケットの雰囲気からして第一印象あまり好み系ではないと感じていたが、ロブ・ライナー監督作品ということとまあまあ評判が良さそうなので鑑賞。
観終えて気付いが、まあまあ評判が良いのは「最高の人生の見つけ方」の方か…(笑)なんて紛らわしい邦題を付けるのか。しかももう一作「最高の人生の~」があったとは。そしてこの三作は特に繋がりはないようだ。
また、他二作はわからないが、本作は題名と内容が合ってないでしょ。「最高の人生」というのはまだしも、いくらなんでも「はじめ方」はいかがなものかと。誰が何をはじめたっけかな…という感じ。これには完全「邦題の付け方に異議あり!」だ。
邦題へのツッコミだでかなり感想を埋めてしまったが、本作の中身も第一印象通りあまり好みではなかった。間違いなく良いお話なのだが、何しろ出来過ぎ感強めで逆に冷めて観てしまった。
軸はしっかりしていると思うが、その他様々なエピソードを詰め込んだ割には体勢に影響なく、お腹いっぱいになっただけ。布石は全て回収できていたのだろうか。
湖畔の景色は良かったと思うが、撮り方が単調な感じがして映像美とまではいかなかったかな。
良いお話だけに本作に低評価を付けることは非常に心苦しいが、やはり忖度しても「星3つ」は付けられないのが正直なところだ。
でもモンテと犬のスポットの掛け合いはほのぼのできたし、「1つのドアが閉まれば別のドアが開く」は心に刺さった。
いずれにしてもロブ・ライナー監督には様々な作品があるんだなというのが率直な感想というところで締めよう。
いいトシしたおじいさんが頑張ってるところがポイント
気楽に観るのによい作品。何かとバランスがよい作品で、安心して観ることができた。
ただ、冒頭から、結末が予想できてしまう、この手のものによくある単純さはちょっと残念。
モンテはシャーロットとくっつくし、タイプは打たれるようになる、スポットは言われたことが最後には出来るようになるよね、と最初から予想がつく。
見え見えのストーリーだけれど、すがすがしく、後味は良い。
いいトシしたおじいさんが頑張ってるところがポイント🎵
良心とか、可能性を信じることととか、そんなものは何歳になって
も持っていたいね、
そんな気分にさせてくれる。
素敵のセリフのオンパレード
セリフのひとつひとつがほんとお洒落なんだよなぁ~。ちょっとツンデレでウィットに富んでいて、それでいて深みがあって真理をついている。
こんなセリフを操れる人になりたいと憧れてしまいました。
たしかに想像力は人間の持つもっとも偉大な力ですね。
温かい人と人との交流に心洗われるとても素敵な映画でした!
【閉塞感を”豊かな想像力”で乗り越えよう。一夏の頑固な老作家と”問題を抱えた女系家族との交流を爽やかに描く作品。名言が沢山散りばめられています。】
ー少し、ネタバレがあるので、鑑賞前の方はご注意を。-
■頑固な老作家モンテ・ワイルドホーン(モーガン・フリーマン) が抱える閉塞感
・若い頃、信号無視の車との事故で下半身不随に。
・その彼を支えてきた美しき妻も6年前に他界。
⇒”神が無神論者と分かり、小説家として名を上げていたが筆を折り、酒浸りの日々。
■モンテが一夏、避暑に来た隣家のシャーロット家が抱える閉塞感
1.母 シャーロット(ヴァージニア・マドセン)
・夫との仲が破綻。NYから越してきたが、3人娘たち、特に長女ウィローの不満に上手く対応出来ていない。
2. 娘たち 長女ウィロー 二女フィン(モンテと一番交流する・・)
三女 フローラ(未だ幼い・・。パパに逢いたい・・。)
◆心に残るモンテの言葉幾つか(多すぎる・・)
・”心の目で見るのだ・・”
・”人生の歓びは心の探求・・”
・”一つの扉が閉まれば、別の扉が開く・・”(モンテの奥さんが下半身不随になったモンテを励ました言葉。モンテは野球選手から西部劇の作家へ。
◆印象的なシーン幾つか(同じく、多すぎる・・)
・兎の格好で飛び跳ねるちょっと変わった男の子、カールにモンテが”今から君は”ディエゴ・サンタナ”だ!(モンテが賞を取った小説”ジューバルの冒険”の登場人物)と言い、少年の姿勢を徐々に変えるアドバイスをし、自らの買い物に付き合わせる。普通に歩くようになるカール。嬉しそうなカールの母。
・子供達とカールが湖に漕ぎだし、島で見つけた”ランチボックス”を見つけるシーン。
-後半の長女と母との和解のきっかけになる。-
・”ジューバルの冒険”の映画化権を巡る件。
-後半の”ある出来事”のきっかけになる。-
・モンテとシャーロットが月光の下、ワルツを踊るシーン。(美しい・・)
-同じく、後半の”ある出来事”のきっかけになる。-
<登場人物夫々が、一夏の”豊かに想像力を働かせた経験”を基に、新たな人生のステージを踏み出していく姿が印象的な、素敵な作品である。>
よくある展開でそれ以上でもないらなぁ…
モーガン・フリーマンが相変わらずの安定した演技だけど、それ以上のモノが見当たらないかなぁ…
原作があるのでしょうが、主人公の年齢設定も微妙だし足が不自由である必要もないような気がする。感情移入が難しい設定と感じた。
相変わらず邦題が最悪です。『最高の〜』はないなぁ…
最高の人生の○○方シリーズ
アメリカ映画には珍しくなんてことはない日常系なのだけど、モーガンフリーマン始め役者が良い仕事をしており、鑑賞後は幸せな気分になれる。
最高の人生の○○方という名前のヒューマンドラマ映画がいくつもあってどれがどれだか判らない。配給会社はもう少し考えて欲しい。
俳優ありき
俳優がいいけど、話は大したことがない。俳優がいいから成り立っているね。でもこういう普通の話、邦画ではよくあるけど、洋画でこういうのは珍しいね。激しいのが好きな人には向いていないと思います。僕はこういうテイストは好きだけどね。
ハッピーエンドなので、見終わった後、ほっこりします。
素敵な、素敵な作品です。
素敵な話でしたが、刺激的なものがあまりにもなさすぎて、ちょっと飽きてしまったというのが正直な感想です。
良い人ばかり出てくるので、話としては良いのですが、映画としては物足りない印象でした。
隣に短期滞在している頑固なおじさんと、シングルマザー家庭の子ども達の交流話。
文部省推奨のような絵に描いた素敵な展開に、PTAの方々は絶賛しそうです(笑)
心が洗われるような、素敵な作品を観たいと思った時に、オススメしたい作品といった感じでした。
全26件中、1~20件目を表示