ヘイトフル・エイトのレビュー・感想・評価
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お味は、まあまあ
ねっちりしたテンポは往年の西部劇を思わせ、ちょっと眠い所もあったけど長すぎという感じはありませんでした。
得体の知れない肉が臓物ごと煮込んであるシチュー、今回のお味はまあまあでした。
でも、ついもう一度味わいに行っちゃったんだけど。むしろ二杯目がウマかったくらいでした。
くせ者俳優陣のなかでも、デイジーを演じたジェニファ・ジェイソン・リーが良かったです。
かなり暴力的な役どころは男優でもよかったようなものだけれど、彼女の肝の据わった演技が異様な緊張感を与えていると思いました。
時折無邪気で可愛げのある表情を見せたり、たいへん見応えありました。
あとは、巨匠エンニオ・モリコーネにとても良い仕事をしていただき、堂々アカデミー賞を受賞していただいたのがたいへん良かったです。
御者の帽子が可愛かったです。衣装はちょっと凝りすぎかなあと思いました。
正義なんかどうでもいい
脚本が良くできていて、長い映画なのに飽きずに観ることができた。
密室劇で会話が多いものの、やり取りが実に面白い。
登場人物がほぼ全員悪人で信用できない。油断したらいつ殺されてもおかしくない。
そんな緊張感が最後まである。正義が勝つとか、そんな綺麗事ではなくて
それぞれが生き延びることだけ考えている。情け無用の壮絶な殺し合いも
割り切って観れば痛快でさえあった。
得意なパターン
マンネリではないけどワンパターンか?
まあ、これが得意パターンなんだろうけど、今回は勝者がなかった気もする…。
まあ、勝ち負けではないというところかも知れないが…。
そして、こんなに長くなくても良いのでは?
前半は少し増長だった気もするし(後半はテンポ良かった)、好きなんだろうけど、そこまでグロテスクじゃなくても良かったのでは?って感じ。
長くてグロい展開と、痛快な真実。好き嫌いが真っ二つの異色サスペンス。
【賛否両論チェック】
賛:退屈だった前半が伏線となり、後半の怒濤の展開へと繋がっていくのが痛快。主人公達の悪びれない性分も、どこか憎めない。
否:上映時間がかなり長いのが、たまに傷。後半にはグロシーンも満載。
まずとにかく本編が長くて、3時間近くあります(笑)。なんとなく変に間合いが長いのも気になったりして、前半はかなり退屈です。しかし、物語が佳境に差しかかるにつれて、予想だにしなかった真実に引きずり込まれていくようで、それほど時間の長さは感じさせません。
ただそれと同時に、後半は打って変わってメチャメチャ描写がグロくなっていきますので、要注意です。一応R-18なので(笑)。
地塗られた真実の辿り着く先を、是非観てみて下さい。
最高!
最高でした!
タランティーノ作品はどれも好きですが今作はその中でもかなり好きです
というのも今作は特に展開がわからなくて、全編退屈することなく楽しむことができました
タランティーノらしいとしか言いようのない独特な会話劇や悪趣味さはもう安定の面白さ
前半部が長いというのもわからなくは無いですが、自分は楽しめました
タランティーノ作品の中でも、極悪な描写が多い本作ですが、あのラストはもう…
ハラハラして、かなり笑える快作でした
面白いが長い!
タランティーノが作った密室ミステリー、という宣伝だが、ミステリーとして観たらがっかりするはず。
とにかくミステリーのシチュエーションに入るまでが長かった。よくこの長さでOKが出たなってくらい。この長さはDVDの特別バージョンレベル。
それでも後半の緊迫感と、たたみかけるようなアクションは楽しんでしまった。タランティーノの凄みはますます増している感がある。
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