「痛快復讐劇」インサイダーズ 内部者たち クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
痛快復讐劇
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権力の癒着、所謂コネを扱った作品で印象的なのは、「新しき世界」「悪いやつら」が浮かぶ。そのどちらも、コネこそ成り上がりの手段とばかりに、これでもかとコネ作りに没頭する演者陣。「新しき世界」は感涙するが、どちらも後味は良くない。韓国映画に後味の良さは元々求めてないが。
しかし、この作品はテーマ通り痛快。復讐も完結する。
その復讐は同じセリフ、「映画を撮ろう」の繰り返しで織りなす所がオシャレ。
冒頭から、検事が癒着の疑いをかけるのが早すぎる事、ラストの出所の早さ(恩赦か?)と、事務所独立の早さが矢継早だと思ったが、「モヒートでモルディブ飲みに行く」あのラストもオシャレだな。
こんなに後味の良い韓国映画は初でした。
ご馳走様でした!
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