ブルックリンのレビュー・感想・評価

公開初日に観てきました。結構楽しみにしていた作品だったので。

あの時代だからこそ映画として成り立つストーリーなのかもしれないけれど、ある意味それは素敵なこと。田舎からＮＹへ上京、故郷への手紙、、よくあるシーンなのだけれど、ここでは「アイルランド」がキーになっている。

主役の Saoirse Ronan、良かったなぁ。「グランド・ブタペストホテル」の時は顔に模様？があったので、あまり綺麗だとは思わなかったのだけど。青い瞳も素敵。どのファッションもとても似合っていた。（映画だからかもしれないけれど、あの時代は今よりずっとお洒落だと思う）

個人的には、トニーの弟と、NY行きの船にいた派手目の女性が良かったです（笑）。ああいうキャラが好きなので。

５０年代のレトロなファッションと景色が素敵。
特にデパートのシーンが素敵です。
一人の女の子が　故郷を後にして都会の中でオトナに成長していく姿がどんどん美しくなり魅力的。
パートナーに誰を選ぶのか。
誰と生きていきたいのか。
どこで生きても娘の幸せを願わない母はいない。自分らしく生きてほしい・・と母目線で入り込んで見た。
若い人にも　母世代にもおすすめです。