「ひと夏の…」ブルックリン soさんの映画レビュー(感想・評価)
ひと夏の…
いろいろ良かった、個人的に。
ふるさとを離れて生きている人には分かるものがあると思う。
彼女が地元に帰り、
多分小さな街なんだと思うけど、
みんなが噂し、陥れようとする人もいる。
「忘れてた」
という言葉、次の言葉聞くまでは違うこと考えてたけど
「こんな間違いだった」
てゆーとこ、すごく素敵だった。
室生犀星の詩を思い出した。
そして、「忘れてた」わけじゃないんだよね。
彼女の人生はブルックリンにあったんだよ、と。
アイルランドの彼はどうしようもないよね…
船での旅立ち、陸地が見えなくなり
何もない海をいくというのは、なんとも心に響く。
個人的にそんな経験をしたものだから
なんだか妙にしっくりきた。
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