恋妻家宮本のレビュー・感想・評価
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はまりました
主役の家族と同じような年代設定だったので、共感しながら見れた。
家族愛、夫婦愛という、オーソドックスなテーマで、かつ現実から、若干外れる程度で、非現実的なエピソードがいくつか展開しながら進行していく。
いずれのエピソードも、読み通りに落ち着いていく。
なので、主役の境遇に当てはまらない人、或いは共感できない人にとっては、退屈な映画かもしれない。
映画の質としては、配役や作り込みは凝っていて、製作陣の真剣さは伝わってくる。
例えば、阿部寛は、サスペンスドラマでもコミカルな場面を演じることはあるが、この映画では、笑える場面でもコミカルさを演じる時の笑顔は見せない。
夫として、父として、教師としての笑顔を演じている。
現場の熱が伝わってくる気がした。
不器用な夫婦だけど
11月22日に見たい
【愛妻家ではなく、恋妻家 結婚して27年目の夫婦の姿・・。私の家の話か!と思いながら見入った作品】
最初から誤りますが、レビューになっていません。
設定が生生し過ぎて、遊川監督、私の生活を覗いているのか?と思いながら観ていたら、何のことはない、昔読んだ重松清さんの小説が原作だった・・。
でもねえ、家人とは27年目までは行っていませんが、長い付き合いですからねえ。色々あるんですよねえ。
これだけ長く一緒に暮らしていると、阿部さん(宮本陽平)が寝ている美代子(天海祐希)の顔を観て”ある言葉”をつぶやいてしまう場面などねえ、実感しますよ。(相手も同じなのは間違いない・・・)
・愛する人がいて、一緒になろうと思っている方が観ても響くだろうし、私と同じような気持ちで観るのも良いかと思います。男女の長い付き合いをきちんとした視点で描いた作品です。
<大事なのは、幾つになっても愛する人を思い遣る気持ちは、いつまでも忘れてはいけない事である、という当たり前のことを思い出させてくれた作品でもあります。>
<2017年1月31日 劇場にて鑑賞>
まさかこんなに響くなんて
ラストはカーテンコール
今日までそして明日から
正しさではなく、優しさで、
優柔不断なのには訳がある。
何が"正しい"のか。
後悔や失敗する恐怖から、
決断できなくなってしまう。
私も、よくあります。
今月仕事を辞めて、自分には何が向いてるのか、
何をしたら正しいのか、失敗しないのか。
そう考え続けて、不安にかられ、
塞ぎ込んでいました。
タイミングよく、この映画を観て、
正しさでばかりを追い求めるのでなく、
"優しさ"で、決めること。
優しさと優しさはぶつからない。
最後の、長渕さんの歌の歌詞で、
「私には私の生き方がある
それは おそらく自分というものを
知るところから始まるのでしょう」
というのがあります。
自分自身と対話して、
自分が優しくなれる選択をしていこうと思いました。
余談ですが、
夫婦が名前を決める時
「正」と「優一」で迷っていましたが
ここにもこの映画のテーマとなる
お題が含まれていたのですね。
すごく救われました。
観てよかったです。
映画館じゃなくても良かったって言うのもわかるけど、思いの外面白かっ...
このタッグ最高ですね
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