「臆病でちょっと嫌いな自分と生きること」恋妻家宮本 昭和ヒヨコッコ砲さんの映画レビュー(感想・評価)
臆病でちょっと嫌いな自分と生きること
息子の結婚とともに妻との2人暮らしになった男。
妻の隠し持っていた離婚届、受け持ちの生徒の家庭問題、料理教室の同グループの人の家庭問題と普段なら触れることのない他人の事情に触れて自分のこれからを見つめ直して行くお話。
人生でうまく行かないとき、漠然と自分のこと嫌いになってしまう。
そんな覚えのある感情がものすごく呼び起こされ、それと共にそれを乗り越えるための強い気持ちを思い出させてくれる。
隣にいる人にキスしたい、ファミレスに一緒に行って美味しいもの食べたい。
そんな気持ちになれる。
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