「いい役者さんと原作、そしていい脚本と監督が揃ったいい作品」恋妻家宮本 marimariパパさんの映画レビュー(感想・評価)
いい役者さんと原作、そしていい脚本と監督が揃ったいい作品
先週5ヶ月遅れで阿部寛X重松清 作品『とんび』を観ることができたので「感動を再び」じゃないですが5年遅れくらいで劇場で観たかったのにタイミングが合わず観落としていたこの作品を観てみました。
やっぱりいいですね!重松清さん原作に阿部寛さん&天海祐希さん、はずすわけないですよね。子供が巣立ったあとの熟年夫婦のやりとり、明日は我が身?!と身につまされるものがありました。
『とんび』でもそうでしたが今作での違った意味での男としての不器用さ、右に出るものはいないんじゃないかと思います。高倉健さん以外!
ドン役の子役さん、とてもいい味出してましたよね。同級生の女の子も。
この子たちの前で姑さんに言い放った言葉
「正しいことと正しいこととがぶつかり合うと戦争になるけど、優しさと優しさがぶつかってもそうならない」みたいなこと。5年後の今観てみると本当に重い言葉として胸に突き刺さります。
重松清さんの原作は文庫で買って読みましたが映画化され、より深いメッセージを我々に伝えてくれています。色々なシーンで涙してしまいました。高評価と低評価がそれぞれたくさんレビューされていますが、
私にはとても素敵な映画だと思えました。
主役のおふたりがメインで進む物語ですがさすがいい役者さんと原作、そしていい脚本と監督が揃ったいい作品だと私は思いました。お
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