「駄作、時間の無駄。 原作のいいところを薄く薄ーくして映画にしてみま...」恋妻家宮本 ひろきちさんの映画レビュー(感想・評価)
駄作、時間の無駄。 原作のいいところを薄く薄ーくして映画にしてみま...
駄作、時間の無駄。
原作のいいところを薄く薄ーくして映画にしてみました、といったところ。
もう少しドンとの交流を丁寧に描けばよかったのに。恋妻家というタイトルありきで、それに縛られていた印象を受けました。
耳触りのよいセリフを並べても、そこに至る背景が描かれないと何にも響くものはないということを改めて知りました。
そして、演出が恥ずかし過ぎる。
席が1割も埋まっていなかったのも納得の出来栄え。
ただ、映画の出来とは関係なく、夫婦は仲良くありたいと思ったのは事実。作中、いろいろあったけど結婚してよかったという趣旨のセリフがあった。結婚生活は良いことばかりではなく、それこそイロイロあるわけだけど、それらイロイロの上澄み的なものが幸せだったりするのだろう。結婚に限らず、幸せだけで成り立つ暮らしはないのだ。だから、今日だけでなく明日や明日の明日に希望を持って生きたい。そう、楽しみにしていた映画がつまらなかったとしても・・・。
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