「本当のお話」未来を花束にして Takashiさんの映画レビュー(感想・評価)
本当のお話
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1912年、イギリス・ロンドン。洗濯工場で働く24歳のモードは、同僚の夫と幼い息子の3人で暮らしていた。ある日、女性参政権運動活動家である友人に代わって公聴会で証言し、「今とは異なる生き方があるのでは?」という疑問を持つようになる。それがきっかけとなり、モードはWSPU(女性社会政治同盟)のリーダーであるエメリン・パンクハーストの演説を聞き、デモにも参加するようになる。しかし、女性の政治活動を不満に思う男性も多く、夫からは家を追い出され、息子と会うことも禁じられ、さらに工場長からもクビを宣告されてしまう。国王に直訴しようとダービーに乗り込むがうまく行かず、最終手段としてエミリーが選んだのはレース中にコースに出る行動に出る。彼女の行動は全世界に報じられ、運動の原動力となった。悲しい現実ではあるがここまでやらないと運動が消えてしまいかねない状況を作り出したのは誰なのか考えさせら作品。
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