「退屈な前半が全て伏線。究極のシチュエーション・サスペンス。」パラドクス 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
退屈な前半が全て伏線。究極のシチュエーション・サスペンス。
【賛否両論チェック】
賛:前半の何でもなかったようなシーンが、全てラストへの伏線になっていくのが圧巻。
否:内容的にはかなり理不尽で不可解なので、納得出来ない人もいそう。結構汚いシーンもあり。
前半は退屈で訳が分からない印象ですが、最終的にはそれらが全て伏線になっていくのが見事です。
「ゲッ、そう来ましたか!?」
という感じです(笑)。
突如として不可解なループに閉じ込められてしまった登場人物達が、その数奇な運命に翻弄されて行く様子が、突飛な展開と共に描かれていきます。
理屈抜きで楽しみたい、シチュエーション・サスペンスです。
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