華麗なるヒコーキ野郎のレビュー・感想・評価
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名コンビの安定作
ロイヒル/レッドフォードコンビの娯楽安定作。
スティングの完成度には及びませんが、娯楽として十分に楽しめます。
惜しむらくは出演者たちにこれといった輝きがないところ。
やはりニューマン選手は偉大でした。
時代の終わりを描いた悲しい映画
曲芸飛行、飛ぶことの魅力に取りつかれたパイロットたち、そして一つの時代の終わりを描いた映画
コメディタッチの笑わせるシーンもあるんだけれど中盤、興行主がウォルドに「お前はいい奴だが疫病神なんだ」と言われ悩む顔を浮かべながら去るシーン・・・助けられる命が助けられなかったことを苦悩しているんだなと思った。どちらかと言うとこういう悲しいシーンが印象深い
怒りに駆られ群衆の上を飛行機でぶっ飛ぶ・・・映画の撮影でかつてのライバルと飛んでいたら戦争のことを思い出し体当たりの戦闘をする
こういう感情的に生きる荒っぽいところがウォルドの魅力だなと思った。
冒頭に映る命を落としていった曲芸飛行師たちの写真、そしてエンディングに主人公のウォルドペッパーもそれのように最後、写真が写って彼もそんな曲芸飛行師でああいう最期を迎えて本望だったのではないかと感じた・・・
空中戦
複葉機での華麗な曲芸。単葉機との差なんてさっぱりわからないけど、こだわり続けるアレックス(スヴェンソン)とウォルド(レッドフォード)のコンビが最高。スーザン・サランドンとの出会いのシーンもコミカルで楽しいレッドフォードの一面が見られる。
逆立ち、ローラースケート、フルート吹きなど、曲芸の色んな案が飛び出すが、「セックスだ!」などとバカなことを言いだす野郎ども。結局サランドンを翼に乗せる曲芸をしている途中、不運な事故が・・・手に汗握るシーンでした。
ハリウッドに行ってからは映画のスタントマンとして活躍するウォルド。曲乗りをするんじゃなくて、ケスラーとの戦いを撮るという。映画の内容もケスラーの物語りで、メインとなる一騎撃ちを撮るのだ。実際の戦争で行った敵機にも敬礼をしたという伝説。映画とはいえ、ケスラーと対戦するなんてウォルドにとっては夢のような話だったのだ。
空中戦も見事だったけど、「この映画ではもう二人死んでるんだ」という監督の言葉に驚いてしまいました。ほんとですか・・・?
素晴らしかった
自由を求めて危険をかえりみないアウトローの矜持がびしっとしていて楽しくて切ない。ドイツ空軍のパイロットがハゲなのにかっこいい。あんなレベルの高い者同士で認め合っている感じがまた素敵であった。
飛行機のアクションが、飛行機がぼろいのですごくハラハラするし、容赦なく人が死ぬので気が抜けない。最初にヒロインが死んでから何が起こるか分からない映画になった。
飛行機に取り憑かれた野郎の物語。 映像も古く飛行機も古い。それが故...
飛行機に取り憑かれた野郎の物語。
映像も古く飛行機も古い。それが故にかえってスリル満点。よくこんなシーン撮影できたな、本当に誰か死んでるんじゃ、って映像がてんこ盛り。
ラストの空中戦は圧巻。
若きR・レッドフォードがカッコいい。豚より男前の方がいいかな(笑)
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