INFINI インフィニのレビュー・感想・評価

テレポーテーション、楽しそう。人間を情報に変えて送信と聞いて真っ先に想像したのはスキャン後の人間はどうなるんだろうと思ったんですが、消えてなくなるんですね。薄く輪切りの人間が残るのかと思った。

よくあるエイリアン系ストーリーとは違って感染後の展開が面白いし、感染しつつある人の視点の描写も新鮮だった。

ただ、最後の最後になぜ今回のクルーだけ蘇生してくれ、それまでに死んだ1600人は死んだまま放置なのかが不明なのと、そもそも主人公のループメッセージで進化有機体が説得されるところも展開が少し強引だったので-1.5点、すなわち★3.5にしました。

自宅にて鑑賞。オーストラリア製お化け屋敷的密室スリラー。出て来る女性の妊娠率高し。“シート･ヨハンソン”隊長のK.コープランド、若かりし頃のT.トッドに似ていた。序盤からよく判らない儘、ドンドン進行して冒頭のシーンが繰り返されるが、地球に戻ってからは何も起こらず、終了してしまう。緊張が途切れがちな展開が散見出来、物語のリズムが掴めない。原始生物な筈なのに言葉が理解出来るオチを始め、かなりご都合主義で投げやり気味に見えた。後半特に顕著だが、進行と共にスケールダウンして行くのが残念だった。50/100点。

・予算削減の為、古い工業団地で撮影されたと云う。エアコンが効かない中での夏場の撮影だったので宇宙服のシーンはかなり過酷だったらしい。

・鑑賞日：2016年１月26日(火)

緊張感が高くおもしろかった。血で感染したりとかゾンビ映画ぽくもあるけどSFスリラー。資源を求めていった惑星に未知の生命体がいて人間を殺し合うように仕向けていたというのが全容。手塚治虫先生の漫画ぽい設定。

80分くらいまではすごく面白いのだけど、いかに支配して殺しあうようになったかの過程の説明のつもりか、ここからが長い。先に来ていた科学部隊が生命体の存在を認知し、血液使って実験していたくだりだけで十分だと思った。主人公プログラマーなのに戦闘能力高すぎ。考え過ぎのごった煮脚本がマイナー作品の印象をあたえてる。姿をあらわしたことがメッセージなのかもしれないが、生命体から何らかのコンタクトあればもっとわかりやすくなっていたのに。コミュニケーションは一切なかったが、ウィルスではなく知的生命体。カーマイケルの問いかけに応えたラスト。

2年前くらいにレンタルで見たけど、全く新しいSF作品・映画でした。
宇宙生命体も新しく新鮮な感じもあり、神秘的で生々しかった。
個人的には映像も綺麗で良かったかなと思います。
ラストのどんでん返しが想像だに出来なかったので、かなり印象に残ってます。

アメリカのSF映画も面白いけど、本作オーストラリアならではの独創的な面白さがあると思います。
ハッピーエンドです。

人格崩壊、恐怖のウィルスかと思ったら、感染しても進行と症状に個体差がある？だんだん狂暴じゃなくなってるし…襲われる恐怖の次は謎解き、完全な有機物ね、ハラハラドキドキなかなか楽しい。

色々都合良く展開したけど、そういう結果か…これはこれで…と思ったらなんだって！→？そりゃないよ→そう来たか、頭の中はフル回転→あれ！？良く考えたら辻褄合わない！？

夢だとしたら帰還直前にみたものは？再生、又は、乗っ取られや変体だとしたら有機物以外の復元は？何れにしても結局辻褄が合っていないと思うんだけど…。
自分の理解力が足りなかっただけ？

最後に唸らせてくれていたら3.5点ぐらいかな…。