アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界のレビュー・感想・評価
全3件を表示
ホラーミステリー仕立てのゾンビもの。主人公ライリーが性感染症を心...
ホラーミステリー仕立てのゾンビもの。主人公ライリーが性感染症を心配する序盤。『スリーデイズ・ボディ』の続編ということだが、登場人物が多すぎてさっぱりわからない。
何だか日本語副題に騙された感があり、実際のところ主人公ライリー・マコーミックがサマンサという女から感染し、徐々に体の傷が治らなくなり、ウジが湧き、痛みや幻覚に悩まされてゆく過程。おばあちゃんのヘルパーをやっているハーパーにも感染し、目玉が取れるシーンにはゾッとさせられた・・・
BJも道連れに!てな感じで終盤は進むが、一体ヤツは何者だったのか・・・さっぱりわからないまま自爆テロを阻止して逆感染させて終わり。最終6日目には新たに37人が感染したと言ってたから、かなりパンデミックの低いゾンビ映画なんでしょ・・・きっと。
現実路線の非現実。ありそうでなかったゾンビ映画。
【賛否両論チェック】
賛:前作の知識がなくても楽しめる。ウイルスに怯えるだけだった主人公が、愛する者達を守るために奔走する様子が印象的。
否:グロいシーンがかなり多いので、苦手な人には不向き。終わり方もやや消化不良か。
前作に関連する人物が多数登場するので、勿論知っていた方が楽しめそうですが、最悪知らなくても問題はありません。未知のウイルスに感染し、最初はその脅威に怯えるだけだった主人公が、事件の裏側を知っていくにつれ、次第に大切な人々を守るために奔走し始めていく様が印象に残ります。
とはいえ、人体が徐々に腐敗し、うじ虫がわいていく様や、それをカッターで切除するシーン等、グロいシーンはかなり多めですので、ご注意を。個人的には、医師がウイルスのことを、「壊死性の性病」と表現していたのが、言い得て妙だなと思いました(笑)。
終わり方にも少し謎は残りますが、気になった方は是非チェックしてみて下さい。
全3件を表示