「怒鳴る蹴る喋る。」ミュージアム ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
怒鳴る蹴る喋る。
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初めからあまり期待していなかったので特に驚きもなかったけど、
画作りは凝っていたかもしれないし、キャストの演技も頑張って
いたとは思うし、どう見てもセブンだよな~これ。と思いながら
観ていって後半でコロリと騙されるんだけど気持ちよくないのだ。
サイコサスペンスとはいえ、ま~主人公夫婦が(怒鳴り始めると)
よく喋るんだな~これが…。緊迫感が削がれるのは無用に叫んで
無用に物を蹴散らす姿にもあったように思える。容易に犯人は姿
を現し目的も判明するが、刑事の妻子の消息と監禁からまた長い。
タイトルにもあるようにミュージアム形成という意図であの殺戮
を繰り返すカエル男のねじれた傲慢さにはあきれ返るばかりだが、
可哀相なのは事件に振り回された挙句に惨殺されてしまう部下の
あっけなさや、幼くして凄惨な現場を目の当たりにしてしまった
カエル男の過去や刑事の息子の精神状態のほうに向いてしまった。
(現場は楽しかったらしいですが…皆さん談笑してましたもんね~)
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