「羊たちの沈黙の日本版」ミュージアム kouhei1813さんの映画レビュー(感想・評価)
羊たちの沈黙の日本版
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今年になって「クリーピー」「秘密」と立て続けにサイコパス映画の失敗作を見せられてきたので本作もあまり期待しないで見てみたのだが、出来の良さにびっくりした「羊たちの沈黙」とまでは行かないまでもそれに迫る出来であった。ただし、エセヒューマニスト達の批判を恐れたのか流石に結末は甘くなってしまった、あのハンバーガーが妻子の肉だったら日本映画の後世に残る残酷映画となり、ハンニバルシリーズにもなったかもしれない。妻夫木聡もホモセクシャル役に続く今回のサイコパスといった意欲的な取り組みが目立ち良くやっている、小栗旬は監督の指示なのかややオーバーアクション気味だった。本作で出てくる妻は刑事の激務を理解できないなら刑事となんか結婚するなよと突っ込みたいところだが、それを犯人に付け込まれたということか。
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