「なかなか…」スポットライト 世紀のスクープ DLAさんの映画レビュー(感想・評価)
なかなか…
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同時多発テロとほぼ同時期に追っていた事件なんて驚きです!
宗教に関する事件は扱いがとても難しいということが、告発者側からよく描かれていたと思います。
日本では宗教問題は希薄ですし、私自身無宗教なのでカトリック信者の方が観るとどう感じるのかを推し量るのはとても難しいです。
これはあくまでも告発者のドラマで、被害者や加害者の心象風景や事件当時の映像といったものはありません。
そちら側のドラマを描くとそもそも映画になっていたかも怪しい重大な事件故かもしれませんね。
だからインタビューでしか当時のことが語られない。。
緊迫感に今一つ欠け、焦燥や消耗といったストレスも感じ無い、記事になった時の達成感も無いのは、報道する人間しか描かれていないからなのでしょう。
でもアカデミーの作品賞と脚本賞を受賞している。。
ドキュメンタリーでは無いにせよ、いわゆる告発モノの映画が将来また出てきた時にもっと深く多面的に観れるようになるといいなと思います。
ところで、リーブ・シュレイバーの声渋くてカッコいいぜ
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