劇場公開日 2016年5月21日

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「予備知識は必須。愛する者のための悲しき戦い。」牙狼 GARO DIVINE FLAME 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5予備知識は必須。愛する者のための悲しき戦い。

2016年5月29日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:愛する者や世界を守るため、同じように愛する者のために世界を滅ぼそうとする敵に立ち向かっていく主人公達の姿が、非常に印象的。
否:アニメーションとはいえ、グロいシーンが結構多いので、苦手な人には向かない。予備知識も必須。

 〝ザ・ファン向け映画”といったところでしょうか。予備知識は必須です。世界を滅ぼしてでも、愛する者のために自らの力を使おうとする者に対し、主人公達もまた愛する者達を守るために、果敢に戦いを挑んでいく姿が、切なくもあり輝かしくもあります。
 主人公達が危ないところでいつも助かるあたり、お約束といえばお約束な気もしますが(笑)、戦う宿命を背負った者達の激しさ溢れる戦いに、思わず息を飲みます。
 反面、グロいシーンやラブシーンもあったりするので、情操教育にはあまり向かない作品でもあります。どちらかというと大人向けの、なおかつ世界観が好きな方向けの作品といえそうです。

映画コーディネーター・門倉カド