エイリアン コヴェナントのレビュー・感想・評価
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プロメテウスはそれなりに面白かったが・・・
プロメテウスはそれなりに面白かったが、コヴェナントと続けてみると、ストーリーは違えど同じような映画を見たような印象になる。話のテンションが少し下がるのは、ロボットのウォルターに悪い役を一人で(一体でか…)負わせている所。グロテスクなシーンもあるが、正直、怖さはあんまりなかった。SFホラーからサイコパス要素を足した感じかもしれないが。
プロメテウス
見に行ったが
あまり印象の無い
もう1度見なきゃだな‼︎
コヴェナント
3部作らしいけど
どう繋げるんだろ?
次作があるなら
合間を空けず
公開して欲しいなぁ〜
ラストは
でしょうね〜って
イヤそんなベタな?
などと思いながら
やっぱ予想通り(笑)
最近見た「ライフ」みたいな
オチでしたが(笑)
ツッコミ所満載だけど
シリーズファンなので
贔屓目評価です。
ダニエルズの旦那さん役の人
ジェームズフランコじゃない?
って思ってたんだけど
クレジットに名前無かったから
似てる人なのかなと...
一応検索してみたら
やっぱり
ジェームズフランコだったぁ‼︎
時系列では
プロメテウスが1作目で
コヴェナントが3作目で
次作が2作目の
順番らしい
あのラストの
ピッコロたまごは
どう繋がるのだ⁇
エイリアンの映画だよねと確認したくなる
視聴:1回目
推薦:エイリアン一通りおさえている人
感想:プロメテウスは見てください。分からなくなるので。アンドロイドの暴走メインでエイリアン描写が貧弱です。10年間のこと語るならもっとしっかりしてほしかった。途中のつなぎ感が出てるのでもったいないです。
あと胞子みたいな感染の仕方は何で???でおいてけぼりでした。あれこそ説明してほしかった。私の理解が足りないだけかもしれませんが、アンドロイドが全滅させた意味が何で???でした。
こいつからエイリアン出てくるんだなぁとかアンドロイドは入れ替わってるなとかもう少し遊ばせることできたかも。
エイリアンなので甘く採点してますが、もったいないなぁと思ってしまった。個人的にはプロメテウスの方が構成として面白かったです。
ってかヘルメットつけとけよな。全部書かないが隊員がアホ過ぎです。
プロメテゥスとの繋がりが不自然
前作の『プロメテゥス』の続編の設定の様だけど、不自然な部分が残る。
アンドロイドのデビットは出ているが、何故到着した惑星のヒューマノイドに対していかにも地球人の宇宙船では無い形状、、つまりエイリアンの宇宙船からエイリアンの寄生の種をばらまくのか?
そもそも『プロメテゥス』でエイリアンを作ったのは、異星人であったはず。
しかも、今回作は卵からではなく、踏んづけた胞子が宙を舞いウィルスみたいに人体に侵入してエイリアンが寄生して生まれてくる。
また、アンドロイドのデビットの兄弟が何故エイリアンの卵を開発するのか?
これは、過去1979年にテアトル東京で見た衝撃的なオープニング画面の『エイリアン』と繋がらないと言うか無理矢理と思った。
何故なら、1979年当時の『エイリアン』が、SW EP4と未知との遭遇の様な宇宙ファンタージーと違い、宇宙の恐怖の映画とPRしていた事から、地球人が遺伝子工学などで作ったものとは思わなかったから。
あまりの酷さに驚き、ツッコミどころが多すぎます
ネタバレがありますので、鑑賞した方のみ閲覧してください。
シリーズものですので、私個人としては非常に楽しみに劇場に向かいました。
まず映像ですが、これは素晴らしい、さすが洋画です。
しかし、いきなりそれを台無しにする事件勃発。
フレアの直撃を受け、コールドスリープした船員を起こす際になんと1人焼け死にます、え?なんだこれ…
コールドスリープは今の時代にすら完成していない、下手したら命に関わる精密機器、その精密機器を量産しているのに機械そのものが炎上するような安全性って…そんなことありえますかね
ここで一気に現実に引き戻されてしまいました、その後の船長代理の判断もひどいもので、怪しげな星に勝手に着陸。
移民たちの総意は?なんのために下調べを何年もやってきたの!と言う副船長代理の言葉もごもっとも。
さらにはイオン嵐の中、貴重なクルーを何人も載せて本船ではなく中型の機体で着陸を強行。
これも意味がわかりません、イオン嵐で通信ができないのに先遣隊を派遣って、何かあった時本船はなんの情報も得られないじゃないですか、完全な無駄死にになってしまいますよ?
案の定先遣隊は降りたその日に船員をごっそり失ってしまいます。
そもそも未開の地に降り立つのになんで防護マスクやスーツを装備していないのか?未知の病原菌と遭遇したら一撃壊滅ですよ
それに医療用の施設が船の内部にあるのもありえない、感染症にかかった患者が菌を撒き散らさないよう直通の別口を設けるのが普通です、こんなこと現代の大学病院ですらやってます。
また隔離もザルすぎる、エイリアンの幼体の頭突きで窓が割れるってどういうことですか、あまりに脆弱すぎる。
これじゃ船になんらかの問題が生じて物が飛んだら簡単に隔離が解けてしまいますよ。
可燃性のガスボンベが無造作に設置されているのも大きな疑問です、また発狂していたとしてもそのボンベを撃ち抜くのも…船員として訓練してるのかこいつら?と疑問に思いますね
エイリアンの巣窟に踏み込んだ後もひどいもんで、人間の死体が山ほどある中で「ここは安全」と言われたら完全に信じ切ってしまう頭お花畑っぷり。
よく仲間が何人もエイリアンに殺された後に皆好き勝手単独行動できますよねぇ、この辺りの心理描写の適当さは洋画の悪いところ。
結局単独行動していた船長代理と馬鹿女はあっさり死亡、そらみたことか。
主人公の女もひどい物で、アンドロイドに助けて貰っておいてそのまま2人で脱出しようとする。
いやいや、あのアンドロイド無しで旅できるつもり?結局アンドロイドの入れ替わりを許してしまってるし…
脱出戦にエイリアンが張り付いてきた時も無駄に外で戦いますしね、宇宙に飛び出したら空気もなく死ぬでしょう
中に入ってこれる作りなら宇宙船の設計がもう間違っている、隕石の破片1つ衝突したら航行不能になるレベルの脆弱さでは?
本船に戻ってからのエイリアン誕生も開いた口が塞がらない、原因不明のまま何人もエイリアンを植え付けられたのに、なぜエイリアンと直接接触した自分が大丈夫だと思ったのか…
ハッチの開閉も酷い、遠隔でロックできるなら2人は死なずにすんだでしょ、と。
車に閉じ込めて外に放り出すという案もうーん、普通に戦うんじゃだめなの?それか普通に宇宙への出口まで誘いこんで外壁を開けて気圧差で外へ押し出すとか
なぜリスクの高い方を選択したのかが謎。
最後の入れ替わりもなぁ、わざわざ服装で2人を見分けさせていたことから入れ替わってるんじゃねーかな、と思っていました、さすがにそれじゃマザーが気付くよなぁとも思ってましたが、そんな疑問は一切必要なかったようです。
世代が違うアンドロイドが認証番号を偽ったくらいで指揮系統が乗っ取れてしまうって、セキュリティの低さに驚きます。
ろくに訓練も受けていない使えないクルー、脆弱すぎる船、ザルすぎるAI。
見るべきところが全くありませんでした、展開も全て予想の範疇、それどころか登場人物の行動に不快感が募るばかり。
駄作中の駄作です、ナンバリングタイトルはやはり劣化していくということの証明のような作品でした。
唯一の救いは祝日にも関わらずサービスデイで1100円で観れたことくらいですかね。
エイリアン=人間?
結局はこの一連の物語はアンドロイドの反乱ということに帰結したようだ。しかしアンドロイドは人間が作ったものだからエイリアンは2次創作物ということになるのだろうか。しかしアンドロイドは人間の命が有限であることから人間に無限の命を与えるためにやったことであり、そのための遺伝子操作であると思われ、つまるところ人間が永遠の命を得た究極の姿がエイリアンということになるのだろうか、エイリアン=人間?しかし映画の方はこの手の映画に慣れてしまってあまりびっくりすることもなくなったし、今回は主人公と思われる女優に魅力が足りなかった。
絵は綺麗だった♪
とりあえず副題に「アンドロイドの10年間の暇つぶし」と入れると良いのではないでしょうか。
エイリアンと名の付く作品通してアンドロイドが注目されますが、今回はその典型かと思います。
起源はこれで分かりました。
ただ細かい所で変体の仕方に疑問が残ります。
(特にチェストバスターの形態など)
基本的には1を焼き直した印象の強い作品でした。
続編は2と同じように2000人の入植者が犠牲になるのかな、と今から思います。
ダニーがどうなったのか、ディビットが更なる狂気を見せつけるのか?
もうこれはエイリアンシリーズに無理に繋げないで単独のアナザーストーリー(パラレルワールド)として作っても良い気もします。
単独の作品としてはいい出来だと思います。
絵も綺麗ですし音も素晴らしかったです。
初代エイリアンに繋げるにはこじつけ満載の映画でした。
烏合の衆のパイロットたちが面白い
私は正社員より派遣社員の期間が長い。
所属する会社にも寄るが、基本は派遣先の指示に従う。
所属会社に出勤するのではなく、派遣先に出勤し、そこで上位会社から指示を受けるため、具体的な指示までルールにできないのは仕方ないこと。
そのため、上位会社の指示が絶対になる。逆に、指示に従っていれば問題にはならない(常識のある派遣先に限るが^^)。
今回の映画内容は、そんな私の境遇と似ており、泣けるし、笑える。全体的に、かなりお粗末なできだった。
地球以外の惑星での呼吸にためらいがないのか、防護服を着ずに降り立つ。
しかも、小麦に似た何かを自己判断で小麦と勝手に判断して口に含む(食べたのか?)。
どのような生物がいるかわからないのに、タバコ休憩を勝手に1人でとる。そして、火を消さずにポイ捨てをする。
そもそも何年もかけて調査した惑星を放り出して、目の前に唐突に現れた惑星に勝手に降り立つ。
本来の惑星に数千人を移住するための乗客を運んでいるのに、軽率な行動だ。
そして、その数千人より、パイロットたちの命を優先させようとする。
宇宙飛行士として、パイロットとして、何の訓練も受けず、責任も考えず、無鉄砲に自由気ままな行動を取る。
今の日本の会社運用と同じで驚いた。
日本社会を皮肉った映画だと思ったぞ。
例えば、正社員への教育はしっかり行い、福利厚生も行き届き、社員一人一人への配慮を欠かさない会社があったとしよう。
実際に仕事をこなすのは、そこの会社に派遣された派遣社員が行う。そのため、福利厚生はなく、劣悪な労働環境で、終電帰りや徹夜なんかも当たり前の状況だろうことがわかる。
しかし、上層部はそこまで把握できていない。
今回の映画内容と同じじゃないのか!?
2100年以上未来の出来事。もっと先だろう。
そして、宇宙船を動かし、アンドロイド人形まで管理する世界。
それなのに、人間は烏合の衆で、何も訓練されておらず、少しのことでパニックになり、逃げ惑うか、殺される。
数千人の命を預かっていることを忘れ、目先の仲間を助けようとする。
そもそも、ちょっとしたことが原因で、休眠ポットから目覚めたことと目先に地球に似た惑星を見つけたことで、そこに降り立つ。
本来の惑星は、7年以上休眠ポットで眠りにつく必要のある遠距離にあるので、再び眠るのは億劫なのだろう、目の間の惑星に降り立つ方を選ぶ。
しかも、船長の決断は、何の根拠もないのに、確信を得たから大丈夫だと言い切る始末。
それこそ、今の日本の労働環境のまんま。
バイトの店長が決断したことをバイトの人間に指示を出し、なぜか送金などもやらせたり、閉店などの鍵の管理までやらせる。
すべてがバイトの雇用者の集まりなのに、すべての権限を持って店を運用しているのと同じだろう。
ゆえに、何の教育も受けていない派遣社員のパイロットたちは、全くの異郷である惑星に、何の防具服もつけずに降り立った。
防具服を身に付けなかったのではなく、身に付ける発想が出てこなかったと思われる。防護服が何をするのか教育を受けていなければ、空気があれば防護服なんて不要だろうと判断するのは目に見えている。煩わしいだけだからね。
責任感は元より、基本的な知識を兼ね備えた、教育された正社員がいたら本来の惑星まで移動しただろうに、、、
知識のない人間が指揮官では、ロクなことが起きない。
日本人であれば、小さいときから勉強を催促されているだろうから、今回の映画のようなことにはならないはず^^
知識のない人間こそエイリアンと言える。
*当然、派遣や正社員は比喩であり、私の勝手な解釈です。
最後のオチは、新しい惑星で暮らす人間の管理をアンドロイド人形がこなすことになった。
しかし問題ない。
人間ではないのでワンオペ作業になってもこなせる。
期待して行かなくて良かった
如何に、第1作、第2作がよくできていたかを思い知らされます。
最初に、第1作では、人類が初めて遭遇した地球外の生物だよ。と言ってたはずです。そこを忘れてるのでは?
目的地を簡単に変える副長。
マスクしないで初めての惑星に降り立つクルー。
吸い込んで感染するなら、宿主とか要らないじゃないか?!
仲間を出さなかったくせに、閉めとけばいいのに、開けて、入って、滑って、船を爆破。馬鹿すぎる。
感染してるなら、船に乗せない。これ第1作でもやりとりありましたよね。
ディビッド。エイリアンは、お前と意思疎通できたんじゃない。お前は、非生命体なので攻撃されないだけです。しかも、君、完全に復活できてるけど、どうやって?そんなに簡単にできるの?
着陸船も無理あるなぁ。アンドロイド入れ替わるのも、わかるやろ。ディビッドの認証コード使えるのはなぜ?髪の毛伸びるんだ。などなど説明不足でした。
最後は、エアロックから船外に放出。お決まりでしたね。
ヒロインをリプリーと比べたら可哀想ですね。
プロメテウスを観てないとさらにわけわからなかっただろうなと。
同じ監督なので、最初に前作の説明つけてあげても良かったのではないかと思うほどです。
音楽は良かったです。
次回作もいままでを無かったことにして、初めての地球外生物体との遭遇の話を作るつもりなんですかね。
空気感染の恐ろしさ
エイリアンを本日、観て来ました。
数か月前から楽しみにしていた映画でしたので、感慨深いものがありました。
1.空気感染について
今まで、感染はエイリアンと接触(噛みつかれる)することが前提だと思っていましたので、空気感染という手法を取り入れたことには新鮮な驚きがありました。
2.子エイリアンの色について
空気感染した人から飛び出してくるエイリアンの色の白さが際立っていました。赤い血との対比が素晴らしかったです。
3.スケールの雄大さ
宇宙が舞台ですので、今までもスケールは大きかったのですが、ワーグナーの音楽を挿入したことにより、スケールが今までよりも雄大になりました。
キャサリン・ウオーターストンの演技も胸を打ちました。
また、次回も興行があるようなラストシーンでしたので、期待しています。
ありがとうございました。
プロメテウスを復習してから見るべし!
1980年代は、いま作られているSF映画のネタの殆どが生み出された奇跡の時代だったと思います。スターウォーズ、ターミネータ、ブレードランナー、そしてエイリアン!CGでは無く、オプチカル合成とアニマトロニクスと特殊メイクアップと精密なミニチュアなどによって生み出された全く異次元の生命体との遭遇を描いた、リドリーの映画はその後のクリチャーの表現に多大な影響を与えました。(実際はダン・オノバンとギーガが生み出しましたが)あらから38年という年月を経てリドリーがやってくれましたね\(^o^)/まー凄いです、そして美しい。後半、デイビットがエイリアンの研究をしていた部屋に展開されるおどろおどろしいアイテムの数々。思いっきり引きのアングルで切り取る惑星の自然とちっぽけな宇宙船の対比。アンドロイドと人間における創造主の意義。プロメテウスを観てすぐにこの映画を観ると、共通する展開や表現があるのが判ります(これは是非ご自分で確認してください)僕自身はリドリーのこの様な表現の裏には弟トニー・スコットの死が影響してると思ってます。残酷でありながら美しい、リドリーらしい映画です。
やっぱりエイリアン
滅びゆく地球から脱出し、人類移住計画を託された宇宙船コヴェナント号には、カップルで構成された乗組員が搭乗していた。やがて人類の新たな楽園となるであろう未知の惑星にたどり着いたコヴェナント号だったが、そこには想像を絶する脅威が存在していた。その恐怖を目の当たりにした乗組員たちは、命からがら星からの脱出を試みる。エイリアンを宇宙船から追い出してホッとするダニエルズ船長は宇宙船を管理するアンドロイドにコールドスリープ装置に閉じ込められて死んでしまう。
コヴェナント号の中にエイリアンの卵がコールドスリープされて惑星に向かうコヴェナント号であった。これで最後のエイリアンと言っていたリドリースコットだが、続編に含みを持たせるようなエンディングに違和感を覚える作品。
プロメテウスよりは面白い
まず、マイケルファスベンダーの1人二役の演技は素晴らしかった!クライマックスらへんは最後までどっちだろうってなりました笑
ただ、乗組員の頭の悪さにびっくりしました。
血で滑りすぎだろ、明らかにエイリアンの卵みたいなのに安全なわけないだろ、などなど
まぁ後半は結構良かったと思います。
本日2回目‼️
1回目はムービックスで観賞❗️ちゃんと見ようと思ってもう一回鑑賞❗️
グロいが怖くはなかったなf^_^;前作のアンドロイドもでて来て、やっている事か怖かった❗️それであの化け物ができたんだと凄い不気味だった‼️
早くブルーレイでないかな🤔凄いほしいんたけど‼️
新たな神と造物の神話
「プロメテウス」から続く本作のジャンルは、もはや「エイリアン」シリーズで描かれたSFパニックホラーではなく、生命と進化の起源と謎を問うという哲学的・観念的なSFになっている。タイトルに騙されて「エイリアン」のノリを求めて見た観客が肩透かしを食らうことは間違いない。
本作で描かれた物語は、端的に言えば「神殺しによる新たな神の誕生」であり「神話」ともいうべきものだ。
本作(前作の「プロメテウス」も)の真の主役はデヴィッドである。もとより不老不死のアンドロイドである彼にとって、自分を生み出した神であるウェイランドが求めたエンジニア=神とは生命を創造する者に他ならず、前作の時点で彼は新たな生命の創造に強い関心を持っていた。
そして本作でオジマンディアスを愛し失楽園のサタンの言葉を引用する彼は、自分を生み出した神=人間への反逆の意思をもはやむき出しにしている。彼は、自分を生み出した神である人間を殺し、その人間を生み出した神であるエンジニアたちをも殺し、その一方で自分が新たな生物であるネオモーフ(エイリアン)を生み出すことで、前作でウェイランドが渇望した「神への昇格」を果たすのである。
「コヴェナント」は神と人の契約(聖約)の意味で、それを守る限り繁栄が約束されるというものだが、人類の新たな植民地を求めて旅立った船にこの名をつけたのは植民地における人類の繁栄を願うものだったろう。だがそれはデヴィッドに奪われ、新たな神・デヴィッドと、彼から成体幼体合わせ3000の生贄を与えられた新たな造物・ネオモーフたちとの「繁栄の契約」にすり替わる。ここに、神々の黄昏を予感させるワーグナーとともに、デヴィッドを神とする新たな世界の「神話」が完成するのである。
この物語において人間は、自分が生み出した造物に滅ぼされる古き神、新たな生物の生贄であるにすぎない。人間を主人公とした時、本作はまさに絶望の物語である。恐怖の中、意思も力も持ちながら為す術もなく永遠の眠りに引きずり込まれていく主人公の末路は、自分たちの存在が奪われる恐怖を象徴するものだ。
その意味では本作は「エイリアン」シリーズとは異なる恐怖を描いたといえるだろう。
ありえなさ過ぎて興ざめ・・・
SF映画として
ウソは一つまでは許せると思ってて
この場合、エイリアンが居るっていうが大前提のウソなのでこれはもちろんOK
タイムスリップものや怪獣映画もそうですね。
なので、それ以外はウソがないようにしないと
それこそなんでもアリになってしまいます。
さてこの映画
SFとしてありえないことばかりです。
未開の星に初めて降り立つのに宇宙服等のマスクなど一切被らずに降り立つとかありえないです。
その為速攻で感染してしまい
そりゃそうなりますわな・・・
宇宙船の中で銃をぶっぱなして爆死とか
明らかに何かに感染してる人を素手で救助するとか船に入れるとかもないし、
身内の為に2000人だかの
入植者を危険にさらすとか
最後入れ替わってるアンドロイドをマザーコンピュータが気づかない訳がないし(船内スキャンしたらすぐ異物として分かるやろ)
まさにツッコミ所満載です。
なので途中からなんでもありのただのパニック映画なんだな
どうせオチもこんなんやろうな~と
ガッカリしながら観てました。
パニックホラーなら1、2の方が断然面白いし
SFとしても前作に負けてる
興ざめした映画でした。
まあ三部作の真ん中はつまらない事が多いのですがこれはあんまりやなー
訓練されてない乗務員
現実に置き換えればNASAレベルの一大プロジェクトだろうに、クルーたちの緊急時の慌てふためきようが素人レベル、訓練してきた形跡がない、乗って来た船内で銃ぶっぱなして大爆発とかドリフみたいな感じで笑ってしまった。
全体的に規律やマニュアルなどのディテールに深堀がない。当初の計画を変更する理由も弱すぎる。自分が血をかぶってながら自分以外の感染源を断とうとするクルーもいますし 、どんな教育してんだこの会社は!
でもプロメテウスより遥かに面白く映像も見ごたえがありました。それだけに詰めの甘さが気になります。
種を創造することで自己の尊厳を保とうとする行為は非常に納得をしました。アンドロイドがその行為に固執する理由も序盤シーンが印象的な効果を放っており、良き深きテーマとして映画をワンランク上におしあげています。
登場人物が、ほとんど馬鹿しかいない映画
登場人物のほとんどが馬鹿。
未知の惑星に勝手に航路変更する副船長。
パニックを起こし、挙句に船ごと爆死するクルー。
肝心なところで血で滑る人続出。
冒頭で不運な死をとげた船長は、馬鹿な仲間に囲まれて、苦労してたんだろうなと思いました。
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