「気味悪い→人間の失敗→スケール感激減」エイリアン コヴェナント A.Camelotさんの映画レビュー(感想・評価)
気味悪い→人間の失敗→スケール感激減
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見終わって、気味悪さとデヴィッドの邪悪さが数日支配的だったが、その後意味することを考えられるようになった。遺伝子操作の究極と人工知能の失敗、体と心を人間が作ろうとしてやり方を間違うとこうなるというのを見せつけられた気がする。強靭で繁殖力も強い生命体と倫理ゼロの知能、最悪の組合せか、なるほどね……と思ったけど、宇宙が一気に狭くなった。一作目で宇宙には想像を絶する生物がいて、人間が披食者になった時の知恵と勇気が試されたけど、その想像を絶する生物の誕生に人間が関与していたとは宇宙は狭い。
最初の寄生体が胞子状なのがいただけない。意思があるかのごとく空中で集まって動くのは全くダメ。ここは三流映画。その後、何のひねりもなくいきなりエイリアンが誕生するのも三流。フェイスハガーはなんで生まれたの?省略し過ぎ。
巨人の異星人は一体何? 人間のDNAの元だったでいいの? 彼らは何がしたかったのか曖昧なままで歯がゆい。
ブレードランナーは期待して良いのだろうか。
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