「内乱のスリランカから逃れた偽装3人家族が移民先でも抗争に巻き込まれ、そこから・・・」ディーパンの闘い resuwisshu311さんの映画レビュー(感想・評価)
内乱のスリランカから逃れた偽装3人家族が移民先でも抗争に巻き込まれ、そこから・・・
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あらすじからは安手の復讐アクションバイオレンスかと思っていたが全然違う。
スリランカの内紛から逃れるために血縁のない成人男女と少女が家族を偽装。
移民先となったフランスで男女二人はどうにか住まいと職を得、少女は学校に通えるようになり、それぞれ問題を抱えながらもどうにか生活を送る。
しかし、女の家政婦としての勤め先がドラッグ売人の部屋だったためのっぴきならない惨劇に巻き込まれることになる。
女が元兵士の偽装旦那に助けを求めたところ、ソルジャーとしての血が沸き立ち「怒りのランボー」と化す・・・
と自分なりにあらすじを書き直したつもりだったが、やはりこれでも「安手の復讐アクションバイオレンス」でしかないね。苦笑
映画としてはエンタメ調ではないフランス流の静的ドキュメントタッチ。
黒人系に属するスリランカ移民のフランスで苦労苦難がひしひしと伝わってくる。
惜しむらくは元兵士男の「怒りのランボー」っぷりがひどく淡泊で、一人でやり遂げるには無理があり過ぎ説得力が欠けたところか。
まぁしかし、都合良すぎには呆気に取られてもハッピーエンドで”リアル家族”にもなれたようだから、こちらもそれでいいのかという感じ。
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